『日本百名湯』は、日本経済新聞社によって選ばれた100ヶ所の温泉です。
元々は同社の連載企画で、2000年4月から2002年3月までの約2年間、日本経済新聞の土曜日版に付属する「NIKKEIプラス1」上に掲載されていたものです。
当時この連載の執筆を担当したのは、温泉学の専門家である松田忠徳氏で、単なる人気投票ではなく、専門家の知見に基づいた選定であるという点が、読者にとって価値ある情報源となったと考えられます。
また、連載された内容は、後に書籍化や映像化もされており、長く人々の手元に残るコンテンツとなりました。
以下、その『日本百名湯』のリストを取り上げ、温泉選びの参考にしたいと思います。
『日本百名湯』リスト
- 菅野温泉（北海道）
- 養老牛温泉（北海道）
- 定山渓温泉（北海道）
- 登別温泉（北海道）
- 洞爺湖温泉（北海道）
- ニセコ温泉郷（北海道）
- 朝日温泉（北海道）
- 酸ヶ湯温泉（青森県）
- 蔦温泉（青森県）
- 花巻南温泉峡（岩手県）
- 夏油温泉（岩手県）
- 須川高原温泉（岩手県）
- 鳴子温泉郷（宮城県）
- 遠刈田温泉（宮城県）
- 峩々温泉（宮城県）
- 乳頭温泉郷（秋田県）
- 後生掛温泉（秋田県）
- 玉川温泉（秋田県）
- 秋ノ宮温泉郷（秋田県）
- 銀山温泉（山形県）
- 瀬見温泉（山形県）
- 赤倉温泉（山形県）
- 東山温泉（福島県）
- 飯坂温泉（福島県）
- 二岐温泉（福島県）
- 那須温泉郷（栃木県）
- 塩原温泉郷（栃木県）
- 鬼怒川温泉（栃木県）
- 奥鬼怒温泉郷（栃木県）
- 草津温泉（群馬県）
- 伊香保温泉（群馬県）
- 四万温泉（群馬県）
- 法師温泉（群馬県）
- 箱根湯本温泉（神奈川県）
- 塔之沢温泉（神奈川県）
- 芦之湯温泉（神奈川県）
- 湯河原温泉（神奈川県）
- 越後湯沢温泉（新潟県）
- 松之山温泉（新潟県）
- 大牧温泉（富山県）
- 黒部峡谷温泉郷（富山県）
- 山中温泉（石川県）
- 山代温泉（石川県）
- 粟津温泉（石川県）
- 奈良田温泉（山梨県）
- 西山温泉（山梨県）
- 野沢温泉（長野県）
- 湯田中温泉（長野県）
- 別所温泉（別所温泉）
- 中房温泉（長野県）
- 白骨温泉（長野県）
- 小谷温泉（長野県）
- 下呂温泉（岐阜県）
- 福地温泉（岐阜県）
- 熱海温泉（静岡県）
- 伊東温泉（静岡県）
- 修善寺温泉（静岡県）
- 湯谷温泉（愛知県）
- 榊原温泉（三重県）
- 木津温泉（京都府）
- 有馬温泉（兵庫県）
- 城崎温泉（兵庫県）
- 湯村温泉（兵庫県）
- 十津川温泉（奈良県）
- 南紀白浜温泉（和歌山県）
- 南紀勝浦温泉（和歌山県）
- 湯の峰温泉（和歌山県）
- 龍神温泉（和歌山県）
- 奥津温泉（岡山県）
- 湯原温泉郷（岡山県）
- 三朝温泉（鳥取県）
- 岩井温泉（鳥取県）
- 関金温泉（鳥取県）
- 玉造温泉（島根県）
- 有福温泉（島根県）
- 温泉津温泉（島根県）
- 湯田温泉（山口県）
- 長門湯本温泉（山口県）
- 祖谷温泉（徳島県）
- 道後温泉（愛媛県）
- 二日市温泉（福岡県）
- 嬉野温泉（佐賀県）
- 武雄温泉（佐賀県）
- 雲仙温泉（長崎県）
- 小浜温泉（長崎県）
- 黒川温泉（熊本県）
- 地獄温泉（熊本県）
- 垂玉温泉（熊本県）
- 杖立温泉（熊本県）
- 日奈久温泉（熊本県）
- 鉄輪温泉（大分県）
- 明礬温泉（大分県）
- 由布院温泉（大分県）
- 川底温泉（大分県）
- 長湯温泉（大分県）
- 京町温泉（宮崎県）
- 指宿温泉（鹿児島県）
- 霧島温泉郷（鹿児島県）
- 新川渓谷温泉郷（鹿児島県）
- 栗野岳温泉（鹿児島県）
まとめ
この記事では、日本経済新聞の連載企画であった『日本百名湯』のリストについてまとめました。
同リストは、温泉学の専門家である松田忠徳氏の豊富な知識と経験に基づいて選定された、日本の代表的な温泉地を紹介する貴重な情報源でした。
『日本百名湯』は、2000年代初頭における日本の温泉文化の一つの指標として捉えることができますが、現在においても、温泉地選びの参考資料として、あるいは日本の豊かな温泉文化を知るための手がかりとして、その意義を持ち続けていると考えられます。
コメント