紀三井山 金剛宝寺〈和歌山県和歌山市〉

寺院の概要

  • 名称
    紀三井山 金剛宝寺(きみいさん こんごうほうじ) 通称:紀三井寺(きみいでら)
    (Kimiisan Kongōhō-ji Temple)
  • 所在地
    〒641-0012 和歌山県和歌山市紀三井寺1201
    (1201 Kimiidera, Wakayama City, Wakayama Prefecture 641-0012, Japan)
  • アクセス
    • 電車:JR紀勢本線「紀三井寺駅」東口より徒歩約10分
    • バス:紀三井寺バス停下車徒歩10分
    • 駐車場:有料駐車場あり(約30台収容)
  • TEL:073-444-1002
  • 公式メディア等

宗旨・沿革

  • 創建
    宝亀元年(770年)
  • 宗派
    救世観音宗(総本山)
  • 本尊
    十一面観世音菩薩
  • 開山
    為光上人(唐僧)
  • 開基
    為光上人
  • ご真言
    「おん まか きゃろにきゃ そわか」
  • ご詠歌
    「ふるさとを はるばるここに 紀三井寺 花の都も 近くなるらん」
  • 札所
    • 西国三十三所 第二番札所

寺院の特徴

歴史・由来

紀三井寺は、奈良時代の宝亀元年(770年)に唐の僧・為光上人によって開かれました。上人は仏法を広めるために東シナ海を渡り、名草山中腹で霊光を感じ、そこに十一面観世音菩薩像を自ら刻んで安置したのが始まりとされています。寺名の「紀三井山」は、境内に湧き出る三つの霊泉「清浄水」「楊柳水」「吉祥水」に由来します。

みどころ

  • 結縁坂
    楼門から本堂へと続く231段の石段で、良縁成就のご利益があるとされています。
  • 大千手十一面観音像
    平成20年(2008年)に開眼された高さ約12メートル、重さ約30トンの木造立像で、日本最大級の大きさを誇ります。
  • 桜の名所
    境内には約500本の桜が植えられ、特に早咲きの桜で知られています。和歌山県の桜の開花宣言の基準となる標本木もあります。
  • 重要文化財
    護国院楼門、鐘楼、多宝塔などが国の重要文化財に指定されています。
  • 紀三井寺の三井水
    昭和60年3月、環境庁より日本名水百選に選ばれました

その他

  • バリアフリー対応
    結縁坂にはケーブルカーが設置されており、車椅子やベビーカーでも参拝が可能です。
  • 拝観時間
    本堂・納経所は8:00~17:00、仏殿大観音像の拝観は8:30~16:30です。

まとめ

紀三井山 金剛宝寺(紀三井寺)は、奈良時代に創建された歴史ある寺院で、西国三十三所巡礼の第二番札所として多くの参拝者を集めています。境内からは和歌の浦や四国まで見渡せる絶景が広がり、春には桜の名所としても知られています。また、大千手観音像や重要文化財の建造物など、見どころが豊富です。アクセスも良好で、バリアフリー対応も整っており、どなたでも安心して参拝できます。和歌山を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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