道の駅 わっかない(みちのえき わっかない)
国道40号の終点の位置にある日本最北端の道の駅です。
複合施設「キタカラ」(KITAcolor:稚内駅やバスターミナルを併設する交通結節点になっているほか、売店や飲食店、コンビニエンスストア、観光協会、地域交流センター、映画館、グループホーム、高齢者住宅もあります)にあります。
道の駅周辺には、日本最北の駅舎「JR稚内駅」や北海道遺産に認定されている「稚内港北防波堤ドーム」、稚内と樺太大泊(現サハリン州コルサコフ)間を運航していた連絡航路記念碑の「稚泊航路記念碑」など多くの観光スポットがあります。
施設概要
住所 | 北海道稚内市開運2-1 |
電話番号 | 0162-29-0277 |
駐車場 | 24時間可 普通車:88 大型車:11 身障者用:2 |
ー車中泊 | 可 |
EV充電器 | あり:1 冬季使用不可 |
宿泊施設 | なし: |
トイレ | 24時間可 男: 女: 身障者用: |
休憩所 | あり:5:00~24:00 |
売店 | あり:9:00~18:00 休日:毎週水曜日・年末年始 |
喫茶・食事 | あり:10:00~18:00 休日:毎週水曜日・年末年始 |
温浴施設 | なし: |
観光案内所 | あり: |
公衆無線LAN | あり |
AED | あり |
その他 |
ちょっと珍しいJR稚内駅と一体の複合施設です。
駅の窓口の反対側が、道の駅です。
フェリーの汽笛が響き、最果ての地の雰囲気は出ています。
お土産も充実していて(冷凍ホタテの刺身用と松前漬け、数の子、鮭の粕漬けと鮭の西京漬、ニシンの昆布巻き、ニシンの甘露煮、利尻昆布等々)、ご当地のお土産を取り揃えています。
もちろん食事処もあり、地元に住む人や出身者以外にはあまり知られていないB級グルメの「チャーメン(炒麺)」もあります(チャーメンのお店は稚内市中にたくさんあります)。
コンビニエンスストアも隣接しているので便利です。
トイレが綺麗でウォシュレット完備。
実際、ちょっと駐車場が離れていることが難点といえば難点でしょうか。
また、大規模施設というわけではないので、時間によっては駐車場も込み合います。

アクセス
北海道稚内市開運2-1
周辺スポット
JR稚内駅
稚内市役所
副港市場
稚内港北防波堤ドーム
稚内公園
ノシャップ岬
稚内市立ノシャップ寒流水族館
稚内森林公園キャンプ場
ハートランドフェリー稚内港乗り場
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道の駅は、その存在意義(定義)として、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の人々のための「情報発信機能」、道の駅を核とした「地域の連携機能」の3つの機能を併せ持つ、道の駅として登録された施設のことを言うそうです。
ちなみに、道の駅の設置間隔はおおむね10kmとされるているそうですが、明確な基準はなく、実情を踏まえ総合的に判断して決定されているということです。
2019年現在、日本全国の登録された道の駅は、1,100箇所以上にのぼります。
- 「休憩機能」…文句無く、助かってます。道の駅には、どこもほぼ、きれいなトイレも完備されていて、日中であれば軽く飲食をとることもできます。また、24時間、疲れたときに安全に仮眠できるのもありがたいです。そして昨今では、車中泊の利用者も増えている一方で、そのマナーについての議論も賛否多くなっています。
- 「情報発信機能」…これは各所で差異がある印象です。受付のある観光案内所もあれば、チラシ等を置いてあるだけのコーナーを置いてある道の駅もあります。また、そういう場所的な問題でなく、ネットでの情報受発信も今は機能に数えられるのであろうと思いますが、施設からのSNS等を利用した情報発信も盛んになり、着実に進化していると思います。
- 「地域の連携機能」…これも各施設で差異があると思います。官民の、ビジネス(商売)的な面では、所在地に著名な観光地や名産品などがあるかどうか、或いは、新たに名産、特産品を生み出す力があるかどうかにもかかっています。また、災害時などの拠点や、催事運営の接点として、自治体間でも重要度は高まっているようです。「情報発信機能」とセットで、継続的で前向きな取り組みが求められます(平時の目的以外にも、新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震などで災害支援に役立ち、一時避難場所、緊急車両の中継基地等で活躍、その効果が実証されています)。

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