画像引用:ATP TOUR
テニス 2020
ワールドツアー再開、予定アップデート
全世界の、新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々、および、ご家族、関係者の皆様に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。
また、医療従事者様をはじめ、行政の皆様等、感染拡大防止にご尽力されている皆様に深く感謝申し上げます。
早いものでATPツアーが動きを止めてからかれこれ半年が経とうとしていますが、世界的な新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大はまだ落ち着いたとは言えません。
どころか、地域によっては定義づけはできないものの第2波というものなのか、再拡大の様相も見られます。
重症化・死亡の数字が若干減少してきているのがせめてもの救いかもしれませんが、各エリア・国ごとにもがきつつも前進し始めているというのが実際のところでしょう。
さて、6/18付けで8/14からの再開を宣言したATPツアーでしたが、残念ながら皮切りとなるはずだったシティオープン【ワシントン 】(8/14予定)とムチュア・マドリードオープン【マドリード】(9/13予定)は中止が決まりました。
そして今回改めて様々な課題を抱えつつも、ATPは8/22からのウェスタン&サザンオープン【ニューヨーク】、8/31からの全米オープン【ニューヨーク】を再開予定どおりの柱として、シーズン終了までのスケジュールをアップデートしたものです。
前回のリスタート・スケジュール ↓

再・改訂スケジュール
ATPツアー
再設定されたリスタートは、2020/08/22からのウェスタン&サザンオープン【ニューヨーク】で、もう開催は来週に迫りました。そして日を置かずに全米オープンの開幕です。
R.フェデラーは既に膝の治療のため今季は終了と発表していましたが、R.ナダルもそのUSシリーズには出場しない旨を表明しました。
N.ジョコビッチ、A.マレーはほぼ出場が決定しているようです(マレーはワイルドカード)。
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前回発表時点では中国大会は保留だったはずですが、直近で既に発表があったとおり今回の更新でロレックス・上海マスターズを含むATPの中国での大会の開催は完全に無くなっています。
ジャパンオープンを既に失っていた我々アジアのテニスファンにとっては厳しい現実です。
ミラノでのNextGen・ファイナルズは今年は見送られることとなりました。
また、前回の発表時でも全米オープンとジェネラリオープンは開催期間が重なっていましたが、今回もそこは変わらないようです。ランキングトップ10プレイヤーは全米オープンで負けない限りジェネラリオープンへの参加資格なしのはずで、ジェネラリオープンの出場者は最後まで混沌としそうです。
錦織の復活
本日現在で、ウェスタン&サザンオープン・全米オープン・ジェネラリオープンのリスタート3大会にすべて錦織がエントリーを済ませています。
我々にとっては本当に楽しみですが、個人的には今回は元気な姿さえみせてくれれば上等としたい思いです。
-とは言え、いざ試合を観戦したらガッツリ応援してしまいそうですが…。
いつまで続く無観客
既に先行のアメリカの2大会及びジェネラリオープンでは無観客開催が決まっていますが、ハンブルグ大会、全仏オープンについては制限付きの有観客開催を指向している模様です。
あくまでも状況をチェックしながらということのようですが今後の動向を見守りたいと思います。




