全豪オープン Day9 準々決勝突入、ナダルは再び次世代を止められるか(2019全豪)

2019 グランドスラム 全豪オープン9日目、ボトムハーフの準々決勝2試合、いよいよ大会クライマックスに突入です。

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2019 全豪オープン ドロー発表/結果 錦織・大坂【2019全豪】
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準々決勝、まずはボトムハーフの2試合です。

2人の若手が勢いに任せて、ぶつかって来ますので、アグートもナダルも大変です。

いや、少し訂正、2人とも勢いだけではありません。

冷静さや器用さも持ち合わせ、耐えることも理解しています。

余計大変です…。

今回も、まずプレビューとして本稿を揚げ、結果を追記する方法でひとつの記事とします。

よろしければご再訪ください。

準々決勝
R.ナダル(2) vs F.ティアフォー
63 64 62

両者初対戦になります。

ナダルは、大会前に心配されたケガの影響は、今のところ見受けられません。

最初の次世代を退けたデミノー戦、またT.ベルディヒ戦を見ても、通常運転の、強いナダルと考えて良いと思います。

で、あれば、ティアフォーを上回るはずです。

ただ、若く、スタミナ、身体能力とも尋常ではないティアフォーの、底知れぬポテンシャルは不気味ではあります。

基本、酷暑のメルボルン、気候条件などによっても、両者の体調の優劣に影響があるかもしれません。

[2018/01/22:結果追記]

ナダルが、初顔の相手に当たるときは、様子見などはせずに、言葉は悪いですが、大体序盤に一発かまします。

特に若い相手の場合、萎縮させる効果も見込んでのことだと思います。

今回も例に漏れず、最初から全力でこのネクストジェネレーションを叩きに行きます。

果たして、ティアフォーはナダルに対する困難の意識を強めたようで、後のゲームにも影響します。

ティアフォーも、しばしば悪くないプレイがありますが、他の試合でみせていたような躍動感は薄く、また力む場面も多くなりました。

結果、ナダルはほぼ自分のペースで試合を進め、ティアフォーがブレイクを奪うことはありませんでした。

これで、2人のネクジェンを沈め、ネクジェンのラスボス、チチパスの挑戦を受けることになりました。

若くして老獪な戦術にも長けたチチパス、ナダルはどのような戦い方で受けてたつのでしょうか。非常に興味深い対戦です。

準々決勝
S.チチパス(14) vs R.B.アグート(22)
75 46 64 76

こちらも両者は初対戦です。

レジェンド、フェデラーを倒して最高の精神状態のチチパスの攻撃力と、対するアグートの粘りが見どころとなりそう。

とにかく今季は絶好調が続き、今大会でも強敵と競り合って上がってきたアグートは、その対応力の高さが秀逸です。

フェデラーのような圧倒的な攻撃力(誰が相手でも自身のペースで攻撃するスタイル)を全面に出した闘い方ではなく、しっかり相手を見定めて急所を探り当てる戦略が元々得意です。

初対戦ということもあって、かなり予測が難しい試合です。

[2018/01/22:結果追記]

チチパスは、もう、ベテランのようなテニスをします。

暑い中、しっかりとフィジカルとマインドのコントロールをして、ゲームを組み立てます。

そして、若いだけに、1試合ごとに何かを吸収し、バリエーションを増やしながらすぐにアウトプットできる能力も抜群です。

第2セットから第3セットの途中までは、まだ体力もあるアグートの積極的な良い時間もありましたが、チチパスはそこをじっと耐え、自身を徐々に、そして慎重に高めたうえ、アグートが少し落ちてきたところを見逃さず攻撃的な展開を実行しました。

レジェンド・R.フェデラーを破ったところからまた一段、そしてこの試合を制して更に成長を続けているのでしょうか。

20歳でとうとうベスト4に到達しました。

準決勝の相手は、もうひとりのレジェンドか、或いはアメリカの同年か。

「世代」が、動き始めていることを実感します。