2019 シティオープン ドロー発表/結果 錦織は欠場【2019ワシントン】

 

テニス 2019 シティオープン ドロー発表・結果など

ATP500 シティオープン ワシントンDC/アメリカ
2019.07.29 – 2019.08.04
Citi Open
Washington, DC, U.S.A.

出場選手ドロー(トーナメント表)発表・結果、テレビ放送・配信予定などの情報です。

 

2019大会 概要・出場選手エントリー記事はこちら↓

2019 シティオープン エントリー告知 錦織出場【2019ワシントン】
テニス 2019 シティオープン 大会概要・エントリーリスト ATP500 シティオープン ワシントンDC/アメリカ 2019.7.29 - 2019.8.4 Citi Open Washington, DC, U.S.A. ...

 

また、今大会の結果等は本記事後半で追記・更新します(準々決勝・準決勝・決勝など)。

 

2019年シティオープンの本戦ドローが発表されました。

今大会、日本人のシングルスは本戦ダイレクトインで西岡良仁ただ一人です。予選にも他の日本選手の名前はありません(女子シングルス予選に桑田寛子、日比野菜緒の2名)。

エース・錦織圭はドロー発表前に欠場を決めました。古傷でもある右腕の問題とも言われていますが、詳細は発表が無いようです。残念ではありますが、マスターズ2連戦、全米オープンも控えるなか、リスクを考えての自重もありかもしれません。

ダブルスについては、現時点でドロー未詳です。

→ 男子ダブルスに日本人出場はありません。女子ダブルスに加藤未唯が出場です。

 

ドロー・男子シングルス その他リンク

PDFを画像表示しています(1ページ)。
画像下部のボタンより、拡大・縮小ができます。

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男子シングルス 公式PDFリンク

男子ダブルス 公式PDFリンク

(ATP公式ウェブ)

女子シングルス 公式PDFリンク

女子ダブルス 公式PDFリンク

(WTA公式ウェブ)

 

上位シード、その他

上位シードの陣容

今大会、男子シングルスの第1シードはS.チチパス、第2シードにK.カチャノフ、第3シードにD.メドベージェフ、第4シードがK.アンダーソンとなっており、この4名を含む16名は1回戦BYE(免除)となります。

錦織に先立ち、G.モンフィス、D.シャポバロフのシード勢も欠場となり、予想の割れるドローとなりました。

チチパスの勢いに最近ちょっと翳りがみえますが、第1シードで他の挑戦を受けなければなりません。本来の力を誇示できるでしょうか。

 

 

その他

先述したように、今大会の男子シングルス日本人出場選手は西岡良仁のみです。ポテンシャルドローは、1回戦がD.エバンス、2回戦で大7シードのD.ゴフィン、3回戦でG.シモンといったところです。

東京オリンピック開催まで1年を切ったこともあり、何かと対象競技アスリートの話題も目立つようになってきました。無論、西岡も有力候補で、意欲も十分のはずです。

重責を負わせて申し訳ないのですが、ツアーでも日本人エース不在の隙間を埋めるような活躍を見せてほしいものです。

 

  • K.アンダーソンが、復調を探りつつ第4シードで登場します。
  • J.ソックがワイルドカードを得て、アトランタオープンに続きシングルスに登場です。ここまでの試運転は悪くないようです。
  • 40歳で89位のランキングを維持しているI.カルロビッチ大先生、また異次元サービスを見せてくれるでしょう。
  • ダブルスではA.マレーが兄のJ.マレーと組んで出場することが発表されています。段階を経て着実に進んでいます。もう復帰していることに驚きはありません。兄のジェイミーは、アンディのダブルス復帰表明の際でも、自身のキャリアを優先する旨(ダブルス専業選手としての成果を挙げなければならないため、今はアンディとは組めないという意)を述べていましたので、アンディの復帰後の成果を認めたうえでのペアリングだと思います。

 

トーナメントはBIG3が休養不在中ですが、ティーンの若手(F.オーガーエイリアシメら)から最古参(カルロビッチ大先生)まで、バラエティに富んだ大会になりました。

 

 

[追記:2019/08/01~]

大会結果

フライング気味ですが、西岡の活躍に敬意を表して。

1回戦はランキング51位のD.エバンス、2回戦は18位のD.ゴフィン(第7シード)を破る大健闘で3回戦進出です。

 

そして3回戦の相手はN.キリオス。周知のとおり、潜在能力はトップクラスの問題児です。今大会もノーシードながらコート内外で話題を振り撒き通常運転です。

過去の対戦成績はキリオスから2勝0敗。西岡にとって大きな挑戦になります。

→ 3回戦はキリオスのストレート勝利でした。第1セットはサーブでキリオスが圧倒。第2セットは食い下がりましたが及ばず。

 

準々決勝

P.ゴヨブチク vs K.エドマンド(13)
63 46 63
M.チリッチ(6) vs D.メドベージェフ(3)
46 67
S.チチパス(1) vs B.ペール(10)
75 60
N.ゴンボス vs N.キリオス
36 36

 

準決勝

S.チチパス(1) vs N.キリオス
46 63 67
D.メドベージェフ(3) vs P.ゴヨブチク
62 62

 

決勝

N.キリオス vs D.メドベージェフ(3)
76 76

過去の対戦はキリオスから1勝0敗。今大会はコート内外でノリノリのキリオスが勢いを見せるか。

→ 今回は強いキリオスでした。

2019決勝 ハイライト

 

テレビ放送・配信予定など

国内向けでは、現時点、以下の放送・配信の予定があります。

WOWOW メンバーズ・オンデマンド

BS朝日 ATPツアー500

GAORA スポーツ

PARAVI

 

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(補)大会出場の流れ

ブログ閲覧者の方からご要望があったため、エントリーからドロー発表、出場に至るまでのおおまかな流れを、用語とともに説明します。
尚、ルールについては、シーズン、大会ごとに異なる場合もありますので、現在でのおおまかな説明とさせていただきます。
誤りなどもあるかもしれませんが、その場合にはご容赦のうえ、やさしくご指摘いただけると幸いです。

エントリーリスト
通常、各大会の6週間前に発表される、その時点での大会出場者リストです。
ATPランキング順に出場が決定され、大会の出場枠にそのまま収まる(出場できる)ことを本戦ダイレクトイン、またはストレートインと呼びます。

オルタネイト枠(A)
ダイレクトインに届かなかった選手の、いわゆるキャンセル待ちの枠です。

ワイルドカード枠(WC)
大会主催者側の推薦枠で、ランキングの低い大会地元の若手がチャンスを与えられて入ったり、タイミングの都合でエントリーしていなかった上位人気選手が招請されて入ることもあります。

プロテクトランキング(PR)
故障などで6ヶ月以上渡りツアーを離れなければならなかった選手が、復帰の際、その故障時点でのランキング(厳密には3ヶ月の平均値)を大会エントリーに生かすことができる救済措置の権利のことを言います。
復帰から9ヶ月間限定で、ワイルドカードを除く8大会に利用できます。

ラッキールーザー(LL)
予選開始後に本戦に欠員が生じた場合、補充のために設けられる特別枠で、予選出場者に限られます。ここでも、予選最終ラウンドの敗者の中からのランキング上位者が優先されます。

ドロー
トーナメント表をドローと呼びます。
上記の条件を元に調整され、日程にして本戦の2,3日前に発表されます。
そして予選ドロー調整の後、間もなく予選が開始(タイミングは大会により例外あり)されます。

 

 

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