2019 フィーバー・ツリー選手権 ドロー発表/結果【2019ロンドン】

テニス 2019 フィーバー・ツリー選手権
〈クイーンズ・クラブ選手権〉
ドロー発表・結果など

ATP500 フィーバー・ツリー選手権〈クイーンズ・クラブ選手権〉
ロンドン/イギリス 2019.6.17 – 2019.6.23
Fever-Tree Championships London, Great Britain June 17 – 23 2019

出場選手ドロー(トーナメント表)発表・結果(準々決勝・準決勝・決勝等追記)、テレビ放送・配信予定などの情報です。

2019大会概要・出場選手エントリー記事はこちら↓

2019 フィーバー・ツリー選手権 エントリー告知【2019ロンドン】
テニス 2019 フィーバー・ツリー選手権 Fever-Tree Championships (ATP500 ロンドン/イギリス)エ...

2019年フィーバー・ツリー選手権の開幕です。

グラスシーズンが盛り上がってきました。

この大会、現時点で、男子シングルス・ダブルス本戦、シングルス予選の各ドローに日本人選手の名前はありません。

なんと言っても今回注目されるのはダブルスです。

今年初めの全豪オープンで、今季中の事実上の引退宣言をしていた元世界ランキング1位のA.マレーがダブルスで復帰するとのこと!

股関節の人工関節置換手術のリハビリを行いつつ、痛みもほとんど無いことから、今回の地元復帰となったようです。

正直、手術からまだ半年も経っていない状況での復帰は早すぎるような気もします。嬉しい反面、無理はしてほしくないと思う次第です。

ただ、先ずは第一歩、世界中のファンがその勇姿を待ちかねています。

ドロー・男子シングルス その他リンク

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男子シングルスドロー 公式PDFリンク

男子ダブルスドロー 公式PDFリンク

(ATP公式ウェブ)

上位シード、注目選手は?

今大会、男子シングルスの第1シードはS.チチパス、第2シードにK.アンダーソン、第3シードにJ.M.デルポトロ、第4シードがD.メドベージェフです。

故障のためクレーシーズン全休を選んだアンダーソン、そしてこちらも若干の故障と伝えられていたチリッチと、ウィンブルドンのファイナリストたちがグラスシーズンに戻ってきました。

また、既にメルセデスカップで復帰、活躍中のM.ラオニッチも参戦です(彼もウィンブルドンのファイナリストですね)。

全体的にハイレベルな陣容で、チチパス、メドベージェフ、D.シャポバロフ、A.デミノー、F.ティアフォー、F.オーガーエイリシアメなど若手も多く参戦、またデルポトロ、S.ワウリンカ、F.ベルダスコなどベテラン強豪メンツも揃いました。激戦は必至の様相です。

そして先述したマレー、今回は予てから発表されていたF.ロペスとペアを組みます(ロペスはシングルスにもワイルドカードで出場)。私は、今回のダブルス出場はワイルドカードだと思い込んでいましたが、プロテクトランキングでの出場のようです。

ただ、相手ペアは第1シード。

まあ、とりあえず勝敗よりも、プレイを見られることが楽しみです。

テレビ放送・配信予定など

国内向けでは、以下のメディアで予定されています。

WOWOW メンバーズオンデマンド

BS朝日

GAORA

Fever-Tree Championships Queen's Club
Get ready for this year's Fever-Tree Championships at The Queen's Club. The Fever-Tree Championships is an annual event on the men’s professional ATP World Tour...

[追記:2019/06/21~]

大会結果

男子シングルス 準々決勝

D.メドベージェフ(4) vs D.シュワルツマン
62 62
G.シモン vs N.マウ
76 57 76
S.チチパス(1) vs F.オーガーエイリアシメ(8) 
57 26
M.ラオニッチ(6) vs F.ロペス
64 46 67

準決勝

D.メドベージェフ(4) vs G.シモン
76 46 36
F.オーガーエイリアシメ(8) vs F.ロペス
76 36 46

準決勝はちょっと意外な結果で、2試合ともシードダウン。

フランスとスペインのダンディなおじさん達がそれぞれ若手を逆転で降して決勝進出です。

ロペス、今季初めには引退をも仄めかしていましたがまだまだイケるじゃないですか。

今大会はダブルスでマレーと組んで奮闘、話題になっていますが、一気に大会の主役に躍り出てきました。

決勝

G.シモン vs F.ロペス
26 76 67

ワイルドカード参加、37歳のロペスがシモン沼を抜け出し優勝です。

同時期ドイツ開催のノベンティオープンではR.フェデラーが優勝しており、なんと芝のATP500の2大会を37歳が制したことになりました。おじさん達凄すぎる!

そしてロペスは更に、A.マレーと組んだダブルスでも日没影響のダブルヘッダー(シングルスの準決勝を合わせるとトリプルヘッダー!)をも乗り越え、また単複ファイナルのダブルヘッダー。

そして、たった今、驚異の単複制覇を成し遂げました!

アンディの復活に大輪の花を添えるロペスの偉業達成でした。

A.マレー ダブルス1回戦に登場!

遂に登場のアンディ(兄のJ.マレーも同大会に出場しているのでここではアンディと表示します)。地元ロンドンの観客は最初から熱狂です。

ダブルスの1回戦、F.ロペスとペアを組み第1シードのR.ファラ/J.セバスチャンカバルとの対戦。

約半年ぶりの公式試合、アンディは時折笑顔が見られるものの最初は少し緊張気味で動きも硬かった。

しかし、徐々に身体も動き始めたようで第1セット後半には反応が上がります。

ボレーのプレースメントも抜群で、独特のタッチは健在です。

バックのハイボレー、前後の動きも滑らかで、「普通というかそれ以上に上手い」。

そして、第2セット後半、アンディの1stサーブは129MPH(207KPH)を計測!

ラリーではバックハンドのジャックナイフあり、高速ボレーボレーの反応も抜群で、お世辞抜きでコート上の4人の中では最も輝いていたのではないでしょうか。

そして、試合はストレート勝利。

それにしても、人工股関節置換手術からまだ約半年。想像以上の復活劇です。

正直、試合前、筆者は、ー 試運転でもあり、全盛時の半分くらいのパフォーマンスで、テニスというスポーツができるようになりそうで良かった ー、みたいな感想を持てれば良いと思っていました。

しかし、アンディは楽しみつつも、負ける気などさらさらないようなプレーを見せます。

そういうフィジカル面で喜ばせてもらえたことと、何よりもミスで大いに嘆き、好プレーでガッツポーズという、彼の、以前と変わらない勝負に対する激情までも見せてもらえたことが単純に嬉しかった。

まだ、1試合を終えたばかりで全てが順調にいくとは限りませんが、偉大なアスリートの第2幕を楽しませてもらえそうな予感です。

…ていうか、アンディ・ロペスペア、優勝してしまいました。

言葉がありません。

ひと言だけ、おめでとう。

(補)大会出場の流れ

ブログ閲覧者の方からご要望があったため、エントリーからドロー発表、出場に至るまでのおおまかな流れを、用語とともに説明します。
尚、ルールについては、シーズン、大会ごとに異なる場合もありますので、現在でのおおまかな説明とさせていただきます。
誤りなどもあるかもしれませんが、その場合にはご容赦のうえ、やさしくご指摘いただけると幸いです。

エントリーリスト
通常、各大会の6週間前に発表される、その時点での大会出場者リストです。
ATPランキング順に出場が決定され、大会の出場枠にそのまま収まる(出場できる)ことを本戦ダイレクトイン、またはストレートインと呼びます。

オルタネイト枠(A)
ダイレクトインに届かなかった選手の、いわゆるキャンセル待ちの枠です。

ワイルドカード枠(WC)
大会主催者側の推薦枠で、ランキングの低い大会地元の若手がチャンスを与えられて入ったり、タイミングの都合でエントリーしていなかった上位人気選手が招請されて入ることもあります。

プロテクトランキング(PR)
故障などで6ヶ月以上渡りツアーを離れなければならなかった選手が、復帰の際、その故障時点でのランキング(厳密には3ヶ月の平均値)を大会エントリーに生かすことができる救済措置の権利のことを言います。
復帰から9ヶ月間限定で、ワイルドカードを除く8大会に利用できます。

ラッキールーザー(LL)
予選開始後に本戦に欠員が生じた場合、補充のために設けられる特別枠で、予選出場者に限られます。ここでも、予選最終ラウンドの敗者の中からのランキング上位者が優先されます。

ドロー
トーナメント表をドローと呼びます。
上記の条件を元に調整され、日程にして本戦の2,3日前に発表されます。
そして予選ドロー調整の後、間もなく予選が開始されます。

コメント

  1. かろすぺしゃる より:

    すごい展開でしたね。
    マレー凄すぎる。
    ロペスも凄い。
    おめでとう。