テニス 2015 全仏オープン ドロー・結果 ワウリンカが見せた驚異の爆発力
グランドスラム 全仏オープン
パリ/フランス
2015.05.24 – 2015.06.07
French Open, Roland Garros
Paris, France
出場選手ドロー(トーナメント表)・結果(準々決勝・準決勝・決勝等追記)など。
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2015 ドロー(男子シングルス・その他)
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2015 大会結果
男子シングルス 準々決勝
N.ジョコビッチ(1) vs R.ナダル(6)
75 63 61
A.マレー(3) vs D.フェレール(7)
76 62 57 61
錦織圭(5) vs J.W.ツォンガ(14)
16 46 64 63 36
S.ワウリンカ(8) vs R.フェデラー(2)
64 63 76
男子シングルス 準決勝
N.ジョコビッチ(1) vs A.マレー(3)
63 63 57 57 61
J.W.ツォンガ(14) vs S.ワウリンカ(8)
36 76 67 46
男子シングルス 決勝
N.ジョコビッチ(1) vs S.ワウリンカ(8)
64 46 36 46
準々決勝で、赤土の絶対王者、全仏オープン5連覇中だったR.ナダルを撃破し、悲願の全仏オープン制覇に向けてまい進する第1シードのN.ジョコビッチ(全仏オープンは2年連続3度目の決勝進出)。
片や、2014全豪オープンでのグランドスラム初制覇の成果に更なる栄誉を積み増ししたい第8シードのS.ワウリンカ。準々決勝では同胞で第2シードのR.フェデラー、準決勝では地元のJ.W.ツォンガを破り好調のまま決勝へ。
今大会の両者の勝ち上がり。
| ジョコビッチ | ワウリンカ | |
|---|---|---|
| 1回戦 | J.ニーミネン 3-0 | M.イルハン 3-1 |
| 2回戦 | G.ミュラー 3-0 | D.ラヨビッチ 3-1 |
| 3回戦 | T.コキナキス 3-0 | S.ジョンソン 3-0 |
| 4回戦 | R.ガスケ 3-0 | G.シモン 3-0 |
| 準々決勝 | R.ナダル 3-0 | R.フェデラー 3-0 |
| 準決勝 | A.マレー 3-2 | J.W.ツォンガ 3-1 |
決勝戦にふさわしい激しく見応えのある戦いは、ワウリンカが第1セットを落としながらも逆転で勝利し、グランドスラム2度目の優勝(優勝賞金は180万ユーロ:日本円で約2億5千万円)。
ジョコビッチは、悲願の全仏タイトルにまたも届かず、キャリア・グランドスラム達成の栄誉はお預けとなりました。クレーキング・ナダルを遂にこの地で沈め、同年ライバルのマレーに競り勝ち、悲願の全仏オープン制覇に王手。恐らくは少し堅くなったことは間違いないと思います。
勝負事の恐ろしさ。
勝てると思ったところで身体のメカニックのどこかが狂ってくるということは、人間ならばあります。ことの大きさの次元が異なりますが、我々もそのようなことを一度や二度あるでしょう。しかし、あのジョコビッチでもそういうことが起こりうる。
ただ、そういうことを割り引いても、ワウリンカが大舞台での冷静さと爆発力をまざまざと見せつけました。この決勝戦、特に、第2セット以降、明らかに相手(ジョコビッチ)のことが良く見えていたと思います。
恐るべき集中力。大きな舞台になればなるほど、ワウリンカの頭脳と感性は冷めてくるのでしょうか。
ワウリンカは、ATPツアーでも500レベル大会で1コケしたりということも珍しくありません。そのような場合でも、少なからず落胆している風なので手抜きというわけではもちろんないのでしょうが、どうもやはりグランドスラムでの集中力は違っているような気がします。
ワウリンカは、これでグランドスラム2勝目です。
ナダルの君臨もあって、この時代で最も獲ることが難しいと言われるタイトルを初の決勝戦で獲りきりました。
スタン、おめでとうございます。
大会ごとの運もあるでしょうが、BIG4全盛期にあってそれをすり抜けてのタイトル奪取は見事としか言いようがありません。大物食いでも何でも、歴史に残る偉業でした。
ジョコビッチ、セレモニーでの涙が印象的でした。また獲れなかった、獲れる日は来るのか、そんな思いも頭をよぎっていたことでしょう。
王者は、必ず、またチャンスを掴むことと思います。お疲れ様でした。
2015 決勝 ハイライト
各カテゴリ結果
男子ダブルス
優勝:I.ドディグ/M.メロ
準優勝:B.ブライアン/M.ブライアン
女子シングルス
優勝:S.ウィリアムス
準優勝:L.サファロバ
女子ダブルス
優勝:B.マテックサンズ/L.サファロバ
混合ダブルス
優勝:B.マテックサンズ/M.ブライアン
その他
ワウリンカの快挙、ナダル敗戦の衝撃
全仏で、第1シードと第2シードに勝利しての優勝は、1993年のS.ブルゲラ以来12年ぶりのことでした。
ナダルとフェデラー以外が全仏で優勝するのは2004年以来11年ぶり。
スイス出身選手のこの大会の優勝は、2009年のフェデラーに次いで2人目。
全仏5連覇中(通算9度優勝)のナダルは、準々決勝でジョコビッチにストレート負け。ナダルが全仏で敗れたのは2009年にR.セーデリングに敗北を喫して以来6年ぶり2人目、全仏での連勝は39でストップしました。
錦織圭の結果
第5シードで出場の錦織圭は、準々決勝で第14シードのツォンガと対戦、16 46 63 64 36 のフルセット敗戦を喫しました。
ゲーム序盤の大不調が響きました。あのような錦織を見たのは初めてかもしれません。何をやってもうまくいかない。会場は大変な強風が吹いていたものの、相手の条件も同じです。序盤から驚くようなミスを連発して自滅していました。これも重圧だったのかもしれません。
錦織は、第5シードで大会前から優勝候補にも名前が挙がり、4回戦までがひじょうに好調だった(3回戦では相手の棄権という幸運にも恵まれた)だけに、また違う意味でプレッシャーに襲われたのかもしれません。惜しい敗戦でしたが、これも糧としなければなりませんね。
- 1回戦 vs P.H.マチュー 63 75 61
- 2回戦 vs T.ベルッシ 75 64 64
- 3回戦 vs B.ベッカー w/o
- 4回戦 vs T.ガバシュビリ 63 64 62
ダニエル太郎 予選から勝ちあがり
- 1回戦 vs F.ベルダスコ 36 46 26
クレーコートの1回戦でこの相手はさすがにしんどいですね。次、頑張ってください。良く言えば、まだまだ伸びしろが多すぎます^^。
