テニス 2017 BNPパリバオープン(ATPマスターズ1000 インディアンウェルズ/アメリカ)
本当に、本当に惜しかった。
世界のトップに通用する、小柄なプレイヤーの戦い方をしっかりみせてもらいました。
2017BNPパリバオープン(インディアンウェルズ)4回戦
S.ワウリンカ vs 西岡良仁
36 63 76
西岡良仁が、単ランキング3位のワウリンカを、マスターズの大舞台でSFM(あと2ポイントでした!)を迎えるところまで追い詰めました。
ワウリンカもさすがです。
落ち着きつつも、気迫溢れるプレーで勝負をひっくり返しました。
今大会、ラッキールーザーで本戦入りした西岡は、ここまでも、苦闘しながらトップレベルのプレイヤー(ランキング21位のI.カルロビッチ、同14位のT.ベルディヒら)を次々と撃破。
しかも、カルロビッチ、ベルディヒといえば、ランキングもさることながらテニス界でも長身選手です(カルロビッチは恐らく100位以内では最も高身長ではないでしょうか)。
好調であるとともに、「強くなっている」ことは疑いないでしょう。
西岡良仁、小柄で若いですが、超強気のレフティー。
1995年生まれの現在21歳。
三重県津市出身、両親ともにかつてはテニス選手で、今もテニススクールを営んでおり、兄の西岡靖雄もプロテニスプレイヤーです(現在はコーチ業)。
中学生のときに、錦織圭と同じ「盛田正明テニス・ファンド」のサポートを経てアメリカのIMGアカデミーに留学、10代の頃から中南米の数々のトーナメントに挑戦し修行を積み重ねてきました。
170cmという、このスポーツ界では逆に目立つくらいの小さな身体で、留学時もコーチ陣からはプロになるのは困難だとも言われていたといいます。
スピード、守備力、フォアのトップスピンの精度で勝負するプレースタイルが持ち味です。
確実に経験値を積み重ね、年齢的にも飛躍の時が訪れているのかもしれません。
フィジカル面でもまだまだ伸びしろはあるでしょう。
身体を鍛えることは、地道な努力を要し、また小さな身体でなかなか実を結ぶものではありません。
しかし、結果が出始めています。
持ち前の負けん気で、これからも一層精進を重ねてほしいものです。
同日、4回戦では錦織圭もD.ヤングに勝利!
我々日本人にとって、ツアーの大きな楽しみがまた増えました。
