テニス 2019 全仏オープン The French Open Roland-Garros (グランドスラム パリ/フランス) 1stウィーク・サバイバル
今大会の出場選手エントリーリスト、ドロー(トーナメント表)の投稿は以下。


128名もいたプレイヤーも、熾烈なサバイバルを切り抜けてきた16名となりました。
日本男子のエース、錦織圭も、幾多の困難を乗り越えて4回戦まで駒を進めました。
油断できる相手など一人もいませんが、この4回戦に勝てば、錦織は全仏最高成績タイのベスト8進出です。
2ndウィーク以降のポテンシャルドローで言えば、準々決勝R.ナダル、準決勝R.フェデラー、決勝はN.ジョコビッチという、「なんなのこの無理ゲー」ではありますが、グランドスラムでまたレジェンド達に挑めるというワクワク感は何物にも変えがたい我々の「祭り」です。
4回戦は嫌な予感のする怪人が相手
2019 全仏オープン 4回戦
錦織圭(7) vs B.ペール
62 67 62 67 75
同対戦の結果も本投稿に追記します。
4回戦はフランスのB.ペールが相手、9回目の対戦で、過去の対戦成績は錦織から6勝2敗と勝ち越してはいます。
- B.ペール:現ランキング38位(最高位は18位、身長196cm、右利き、トリッキーなプレイを好み、サーブ・両手バックハンドは極めて強力。
そして、ペールという選手、ご存知の方も多いとは思いますが、錦織ファンにとって痛烈な記憶が刷り込まれています。
- 2019 ドバイ 1回戦 64 63 W
- 2018 東京 2回戦 63 75 W
- 2018 全仏オープン 2回戦 63 26 46 62 63 W
- 2016 バルセロナ 準決勝 63 62 W
- 2015 東京 準決勝 16 64 62 L
- 2015 全米オープン 1回戦 64 36 46 76 64 L
- 2013 全仏オープン 3回戦 63 67 64 61 W
- 2012 パリ 2回戦 76 62 W
上記にあるように、2015年の連敗の記録が苦すぎた。
錦織が前年のファイナリストとして臨んだ2015全米オープン、掛け値なしの優勝候補の一人として期待も高かった大会でまさかの1回戦敗退。
マッチポイントまで握りながらペールに捲られました。
そして間をおかずに同年の楽天ジャパンオープンの準決勝、リベンジ戦でもあり、地元大会連覇を目指す錦織はまたしてもペールに不覚を取ります。
この2敗、我々にとってどれほどショックだったことか…。
そして、今回、悪いことにこの男は絶好調。
前週のリヨンオープンでも優勝してその足でこの全仏オープンに乗り込んできています。
今シーズンだけでも、4月のハッサン2世グランプリに続いて既に2タイトルを獲得し、ペール史上最高のシーズンを送っています(2018年までは1タイトルしか獲得していなかったというのも意外ですが)。
そして疲れも見せず、この大会でもペールは快進撃で難敵を降してきました。
- 1回戦 vs M.コピル 3-2
- 2回戦 vs P.H.エルベール 3-2
- 3回戦 vs P.カレノブスタ 2-1棄権
すべてハードな試合で、これまでもよく目にした彼の投げやりなところもあまり出さず、我慢を重ねて勝ち抜いてきました。
自らの経験を学習し、大きな自信を得ていることがうかがわれます。
また、天然なのか、意図的なのか、ペールの不遜でとぼけた態度、トリッキーなプレイは、きれいなプレーをする錦織にとって相性が良いとは言えません。
しかも、この舞台はペールの地元(フランス勢は、16強にペールとG.モンフィスが残っています)で、錦織の言う「クレイジー」な雰囲気にもなりかねません。
痛い敗戦の記憶、覚醒・絶好調継続中、地元開催、というわけで、今回このペールという選手は更に不気味で、対戦前は嫌な予感しかありません。
筆者は不安に耐えかねて、今回、散々ネガティブ要素を吐き出しました。
しかし、錦織も、1,2回戦でフランス勢、とりわけ2回戦ではこの地で因縁の強敵J.W.ツォンガ、3回戦ではL.ジェレという絶好調プレイヤーを総合力でねじ伏せて上がってきました。
そして、対戦を多く重ねていることで怪人ペールの本質もかなり理解しているはずです。
必ずや勝利を手にしてくれると信じています。
以上、気の小さい筆者の、恐怖をやわらげるためのプレビューでした。
まとめて落ち着こうとしたつもりが、更に不安になったような気もしますが… –;
[追記:2019/06/03]
錦織からセット2-1で日没サスペンデッドゲームになってしまいました。
決戦は持ち越しです。
サクッと1セットとって終わりになることを祈っています。
[追記:同上]
何がサクッとでしょうか。^^;
錦織を舐めてはいけない。
必ずヤマ場をつくる演出力。
何度も何度もニシコリ劇場。
これでもかとアンコールを見せてくれます。
助演男優賞は文句なくペール氏。
いや、マジで終わったかと思いました。
反省点も多かったとは思いますが、あの観衆、雰囲気のなか、今回は結果オーライとしか言いようがないですね。
このコンディションで明日はローランギャロス90勝2敗の魔神役、ナダルと競演…。
もし勝ったら優勝ってことで良いでしょう(本気)。
それにしても、まさかの「チョレイ!」(って、余裕ありますね)
放送・配信予定など
国内向けでは、以下で放映・配信の予定です。
