
画像引用:ATP TOUR
テニス 2021 ATPワールドツアー・アップデート 第7週までの全豪含むスケジュール再編
全世界の、新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々、および、ご家族、関係者の皆様に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。
また、医療従事者様をはじめ、行政の皆様等、感染拡大防止にご尽力されている皆様に深く感謝申し上げます。
新型コロナ(COVID-19)禍は、一部の国を除いて2020年末を迎えても留まるところを知らず、既に2021年への影響を避けられない状況です。
2020年中苦しんできたテニス界では、2021年もオリジナル・スケジュールを再編し、全豪オープンまでの改訂スケジュールを発表しました。
それにしても、いきなり年初からリスケジュールとは…。世界がコロナ以前に戻るのはいつになるのでしょうか。
[追記:2020/12/31]
第8週~第13週のリスケジュールが発表されました。↓

2021 再編スケジュール
全豪オープン本戦は2月8日~2月21日
毎年最初のグランドスラム大会として開催されている全豪オープンは、2021年は2月8日からの開催となりました。
また、例年本戦直前に行われていた大会予選も、1月10日から13日に、しかもドーハでの開催となります。
ATPカップは2月1日~2月5日
昨年から始まった国別対抗戦・ATPカップは全豪オープンの直前大会として開催されます。ただ、24ヶ国が参戦し10日間だったスケジュールは、2021年は12ヶ国・5日間と規模を縮小しての開催です。
全豪オープン(ツアー第7週)までの2021年再編スケジュール一覧
アンタルヤオープンは通常ウィンブルドン前哨戦ということでグラスコート開催なのですが、2021年についてはハードコートで行われるということです。
また、メルボルン1というのはアデレード国際の移転開催、メルボルン2は新設の暫定大会扱いのようです。
要するに第3・第4週に当たる1月中旬からは、選手たちは検疫期間を含んだうえでの「メルボルン缶詰め」状態になるということですね。
第8週~13週は別途発表
今回の発表は第1週から第7週までの予定となっていますが、更に第8週から第13週までオリジナルスケジュールの再編を予定していると謳われています。
また、14週以降のクレーシーズンは現時点でオリジナルスケジュール通りとのことです。
2021年もコンディショニングは難しい
ATP公式サイトによると、オリジナルスケジュールで予定されていたASBクラシック(オークランド)、ニューヨークオープン(ニューヨーク)は既に中止が決まっており、タタ・オープン(プネー)は開催期日を移動するとのことです。
以上のように、2021年もしばらくはトーナメントの開催中止やツアー中の移動制限など、選手たちにとっては過酷な仕事環境が続きそうです。
また、ケガからの復帰を目指すフェデラーや錦織らも環境整備や時間管理に苦労しそうですが、是非元気な姿を見せてほしいものです。


