画像引用:ATP TOUR
テニス 2021
ATPワールドツアー・アップデート
第8週~13週までのスケジュール再編
全世界の、新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々、および、ご家族、関係者の皆様に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。
また、医療従事者様をはじめ、行政の皆様等、感染拡大防止にご尽力されている皆様に深く感謝申し上げます。
2020年も残り僅か。しかし日本国内でも新型コロナ(COVID-19)禍は収束の気配を見せません。
そして感染力の更に強いとされるウィルス変異種が各国でも蔓延し始めているという不気味な情報も報道されています。
異例のスピードでワクチン開発・承認が進んでいるなど明るい兆しも見え始めてはいますが、どうも一筋縄ではいきそうにない状況がしばらくは続きそうです。
ATPでは2021年第1週から7週にかけての全豪オープンを含む再編スケジュールを既に発表。今回はその「続き」で、3月下旬のマイアミオープンまでのスケジュールです。

[追記:2021/01/27]
更に暫定大会が追加されました。
2/22 シンガポール・テニス【シンガポール】オープン。
また、14週目の全米クレーコート選手権【ヒューストン】が中止、同週にアンダルシアオープン【マルベーリャ】が暫定新設されました。
2021 続・再編スケジュール
第14週以降のクレーシーズンは変更なし…とのこと
第14週以降のクレーコートシーズンからのセクションは現時点では変更予定はなく、トーナメントはオリジナルスケジュールのとおり開催されるとのことです…。但し、以下の理由から、まだわかりませんけどね^^;。
インディアンウェルズはいったんスキップ
例年3月にアメリカのインディアンウェルズで開かれているマスターズ大会・BNPパリバオープンはとりあえずこのリスケジュール編成からは外れました。ただ、中止とはされていないため後のスケジュールにぶっ込まれることになりそう。
いずれにせよ、アメリカ「マスターズ春の祭典」を続けて制覇する偉業・「サンシャイン・ダブル」は2021年シーズンは正規のかたちではあり得ないということでしょうか。
ツアー第8週から第13週までの2021年再編スケジュール一覧
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当然、気になるのは新型コロナウィルス(COVID-19)の状況。
恐らく、これらの大会が行われている時期には東京五輪開催の是非についても何らかの方向性が示されていると思います。
その動向によってはまだ様々な課題が表面化することも考えられます。
気になる復活を目指す選手たち
2021年の復活を目指すプレイヤーたちの動向も気になります。
既に2021年の全豪オープンを欠場すると発表しているR.フェデラー。
錦織圭もエントリーしていたデルレイビーチオープンから先日離脱する旨を告知しています。
J.M.デルポトロ、J.W.ツォンガ、F.ベルダスコらもまだ2021年初頭の活躍は見られそうにありません。
幸か不幸か、コロナ禍対策の特別措置によって2019年からのランキングから大幅なダウンをすることは避けられていますが、各々の選手たちは2021年は正念場になってきます。
実績のある選手たちの動向は、喫緊に調整が必要な国別対抗戦のATPカップにも影響を与えそう。
今、我々も千両役者たちが揃う日を落ち着いて待つしかなさそうです。
来年は少しでも明るい年になりますように。
本日より大雪のところも多いようです。お気をつけて、皆様良いお年をお迎えください。-2020年大晦日-
