2014 全仏オープン 決勝 ジョコビッチ×ナダル【2014全仏】

テニス 2014 全仏オープン
決勝
5連覇!クレーキングは止まらない

グランドスラム 全仏オープン パリ/フランス
2014.05.26 – 2014.06.08
French Open, Roland Garros
Paris, France

今年の赤土の舞台、決勝戦は、クレーキング・R.ナダルと、悲願の全仏初制覇を目指すN.ジョコビッチの対戦となりました。

2014 全仏オープン ドロー/結果/総括【2014全仏】
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ナダルがジョコビッチの悲願を阻む

両者の決勝までの道程

N.ジョコビッチ

1回戦〇 vs J.ソウザ 61 62 64
2回戦〇 vs J.シャルディー 61 64 62
3回戦〇 vs M.チリッチ 63 62 67 64
4回戦〇 vs J.W.ツォンガ 61 64 61
準々決勝〇 vs M.ラオニッチ 75 76 64
準決勝〇 vs E.ガルビス 63 63 36 63

R.ナダル

1回戦〇 vs R.ジネプリ 60 63 60
2回戦〇 vs D.ティエム 62 62 63
3回戦〇 vs L.メイヤー 62 75 62
4回戦〇 vs D.ラヨビッチ 61 62 61
準々決勝〇 vs D.フェレール 46 64 60 61
準決勝〇 vs A.マレー 63 62 61

両者とも相手は猛者ぞろい。
楽に勝てる相手など一人もいないことがわかります。

2014 全仏オープン 決勝

R.ナダル(1) vs N.ジョコビッチ(2)
36 75 62 64

全仏オープン大会4連覇中のナダルと2年ぶり2度目の決勝進出のジョコビッチの決勝は、ナダルが勝利し大会最多優勝記録となる9回目の優勝を果たしました。

ナダルはこれで同大会での5連覇(最多)、最多優勝記録となる9回目、グランドスラム通算14回目(P.サンプラスと並ぶ歴代2位)の優勝です。
また、この勝利で全仏オープンでの通算マッチ戦績は66勝1敗となりました。

66勝1敗…ナダルの全仏オープン成績というのは恐ろしい数字です。
ナダルが、このローランギャロスで負けたのは、2009年、4回戦のR.セーデリング戦のみ(同大会で、セーデリングは決勝まで進むものの対戦相手のR.フェデラーに全仏初制覇とキャリアグランドスラムの達成を献上することになりました)。
もはやマンガでも描けないようなストーリーです。

因みに、セーデリングは、自身を最も有名にしているこの勝利の話題が気に入らないとのことです。
彼は、2011年頃から不幸にも難病のためツアーから離れていますが、ツアー優勝10回、ランキング最高位は4位を誇る堂々たる強豪と言えます。
自身のキャリアで、最も多く取り上げられる話題がナダルからのたったひとつの勝利では、彼でなくとも物悲しくなるでしょう。
「強い光には濃い影が付き添う」。わかるような気がします。

ジョコビッチは諦めない

先述のとおり、全仏オープン制覇はジョコビッチの悲願でもあります。

既にここまでグランドスラム大会を6回も制覇(全豪オープン4回、ウィンブルドンと全米オープンを各1回)し、ほか様々なテニス史に輝く偉業を誇る男がグランドスラムでは全仏オープンのみタイトルに手が届きません(ベスト8:2回、ベスト4:4回、決勝:1回)。
そして、2012年以来の今回の全仏オープン2回目の決勝の舞台で、またしてもクレーキングに快挙達成を阻まれました。

しかし、彼は絶対に諦めることはないでしょう。
これまでも、2大レジェンドのR.フェデラー、ナダルにどれだけ打ちのめされても立ち上がり、そして跳ね返してきた男です。
いつの日か、またチャンスを掴み、必ずこの赤土の舞台でも燦然と輝く日が来るでしょう。

それにしてもナダルの赤土の伝説はどこまで続くのか。
文字通り次に土をつけるのは誰なのか。