テニス 2016 全仏オープン
レジェンドのいない喪失感
グランドスラム 全仏オープン
パリ/フランス
2016.05.22 – 2016.06.05
French Open, Roland Garros
Paris, France
さて、いきなり大げさなタイトルでまたもって恐縮ですが、BIG2の去就についてのそれを指します。
そう、2016全仏オープンの2ndウィークを迎える前に、ドロー(トーナメント表)上には、R.フェデラーとR.ナダル、偉大な二人の名前がない。しかも、原因はケガ…。
長年にわたり、年に4回、波はあるものの、当然のように圧倒的な存在感を示してきた超人2名がいないのです。
ありえない。
これほどまでに喪失感があるとは、自分自身、意外です。やはり、寂しい…。
日本の宝、錦織圭を応援し、その前に立ちはだかるBIG4の面々には、リスペクトを抱きつつも、「彼らさえいなければ…」とも何度も思いました。時に憎いとさえも…。
しかし、彼らがいるからこそ、ライバル・挑戦者たちも強くなり、光り輝くことを忘れてはいけない。
私の雑念が見当違いであることを祈りますが、今回の両名のケガは、直ちに選手生命を奪うものではないにせよ、「完治する」たぐいのものではないと思うのです。
レベル、年齢も含め、稀代のトップアスリートを捕まえて自身と比較するのも非常に恐縮ですが、私もスポーツに関わるものとして、この歳になるとよくわかります。
成長、発達し、鍛え上げられた身体のパーツも、長年の酷使に対して、いつかは避けれられないものとして限界を迎えます。
プレーを続けるうえで、補完、調整はできても、パフォーマンスが落ちることを前提にしなければなりません。
フェデラーもナダルも、また必ず舞台には帰ってきてくれることは間違いないと思いますが、「新世代の台頭への歓喜」と「喪失感」を同時に味わう覚悟が必要だと、思い知った次第です。
ただ、この2名、並みの人間でないことは間違いありません。
必ずや、また、上位でのパフォーマンスを魅せてくれるはず。
