2019 ウィンブルドン選手権 エントリー告知【2019全英】

テニス 2019 ウィンブルドン選手権
The Championships,Wimbledon
(グランドスラム ロンドン/イギリス)
エントリー告知

大会ドロー(トーナメント表)は、発表あり次第別記事投稿します。

ウィンブルドン選手権(The Championships,Wimbledon)の出場選手エントリーリストが発表されました。

同大会は、イギリスのロンドンで開催される男女共催のグランドスラム大会です。

日本では「全英オープン」と呼ばれることもありますが、それは便宜上の呼称で、シンプルに「The Championships」というのが現在の正式名称です(直訳すると「選手権」、世界随一という自負がみられますが、元々は「The Lawn Tennis Championships On Grass」と呼ばれていました)。

サーフェスはグラス(天然芝)コート。

クッション性があるものの表層が滑るため球足は速く不規則で、ビッグサーバー有利と言われています。

周知のとおり、世界中のコートでも最も少ないコートサーフェスです。

また、ウィンブルドン選手権は、「テニスの聖地」と呼ばれる「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」を会場としており、その大会運営方式も、グランドスラム大会の中でも最も伝統と格式を重んじる大会です(ミドル・サンデーの休養日、全選手の白いウェアの着用義務など)。

更に、会場コートに関しても、いわゆるメインコートを「センターコート」とシンプルに呼ぶほか、以下第1、第2と番号のみのコート名が付けられていて、他の会場のように愛称や広告主名などはありません。

しかも、このセンターコートに限れば、原則として1年に1度、このウィンブルドン大会期間で使用されるのみという徹底ぶりです(2012年のロンドン五輪・テニス競技では例外的に使用されました)。

また観客に対しても、チケット発行のルール(オフィシャル販売エージェントは2社のみで、IDチェックと引き換えの現地チケット発行が原則)や、厳格ではありませんがドレスコード要請もあります。

色々な意味で、この大会の権威と特殊性が見られますが、ここまで徹底して上から目線の大会運営だとかえって清清しくもあります。

さて、今大会、日本人のダイレクトイン選手は、錦織圭、西岡良仁の2名ですが、オルタネイトの8番目にダニエル太郎の名前が挙がっていて、予選にも数名の参加があると思われます。

因みに予選は、本戦会場から少し離れたイングランド銀行スポーツセンターのコートで行われるため、本戦に出られない選手は会場すら入れないという厳しい格差も受け入れなければなりません。

大会概要

2019 ウィンブルドン選手権
The Championships,Wimbledon
グランドスラム

期間:2019/7/1~2019/7/14

開催地:ロンドン/イギリス

賞金総額:GBP 38,000,000

コートの種類:屋外グラス(天然芝)

シングルスドロー数:128

ダブルスドロー数:64

過去優勝者

2018 N.ジョコビッチ 準優勝 K.アンダーソン
2017 R.フェデラー
2016 A.マレー
2015 N.ジョコビッチ
2014 N.ジョコビッチ
2013 A.マレー
2012 R.フェデラー
2011 N.ジョコビッチ
2010 R.ナダル
2009 R.フェデラー

昨年の優勝者はN.ジョコビッチ、4回目の戴冠でした。

Embed from Getty Images

男子シングルスの歴代最多優勝回数記録は、単独でフェデラーの8回(2003、2004、2005、2006、2007、2009、2012、2017)。

同、最多連続優勝記録もフェデラーの5連覇(同数にB.ボルグ)です。

フェデラーが芝の皇帝と言われる所以です。

また、2003年のフェデラー優勝以降昨年までの16年間、BIG4(フェデラー、N.ジョコビッチ〈4回〉、A.マレー〈2回〉、R.ナダル〈2回〉)以外の優勝がない大会でもあります。

2019 エントリーリスト

MAIN DRAW SINGLES
1 DJOKOVIC, Novak SRB 1
2 NADAL, Rafael ESP 2
3 FEDERER, Roger SUI 3
4 THIEM, Dominic AUT 4
5 ZVEREV, Alexander GER 5
6 TSITSIPAS, Stefanos GRE 6
7 NISHIKORI, Kei JPN 7
8 ANDERSON, Kevin RSA 8
9 DEL POTRO, Juan Martin ARG 9
10 ISNER, John USA 10
11 FOGNINI, Fabio ITA 11
12 KHACHANOV, Karen RUS 12
13 CILIC, Marin CRO 13
14 MEDVEDEV, Daniil RUS 14
15 CORIC, Borna CRO 15
16 MONFILS, Gael FRA 16
17 RAONIC, Milos CAN 17
18 BASILASHVILI, Nikoloz GEO 18
19 CECCHINATO, Marco ITA 19
20 SCHWARTZMAN, Diego ARG 20
21 BAUTISTA AGUT, Roberto ESP 21
22 PELLA, Guido ARG 22
23 SHAPOVALOV, Denis CAN 23
24 DE MINAUR, Alex AUS 24
25 POUILLE, Lucas FRA 25
26 VERDASCO, Fernando ESP 26
27 WAWRINKA, Stan SUI 27
28 AUGER-ALIASSIME, Felix CAN 28
29 SIMON, Gilles FRA 29
30 GOFFIN, David BEL 30
31 EDMUND, Kyle GBR 31
32 BERRETTINI, Matteo ITA 32
33 LAJOVIC, Dusan SRB 33
34 DJERE, Laslo SRB 34
35 TIAFOE, Frances USA 35
36 KYRGIOS, Nick AUS 36
37 GARIN, Cristian CHI 37
38 FUCSOVICS, Marton HUN 38
39 GASQUET, Richard FRA 39
40 CHARDY, Jeremy FRA 40
41 NORRIE, Cameron GBR 41
42 HERBERT, Pierre-Hugues FRA 42
43 HURKACZ, Hubert POL 43
44 STRUFF, Jan-Lennard GER 44
45 ALBOT, Radu MDA 45
46 FRITZ, Taylor USA 46
47 DIMITROV, Grigor BUL 47
48 KUKUSHKIN, Mikhail KAZ 48
49 MANNARINO, Adrian FRA 49
50 CUEVAS, Pablo URU 50
51 PAIRE, Benoit FRA 51
52 MUNAR, Jaume ESP 52
53 KOHLSCHREIBER, Philipp GER 53
54 KLIZAN, Martin SVK 54
55 MILLMAN, John AUS 55
56 CARRENO BUSTA, Pablo ESP 56
57 DZUMHUR, Damir BIH 57
58 BERDYCH, Tomas CZE 57PR
59 OPELKA, Reilly USA 58
60 JOHNSON, Steve USA 59
61 KRAJINOVIC, Filip SRB 60
62 HUMBERT, Ugo FRA 61
63 QUERREY, Sam USA 62
64 RUUD, Casper NOR 63
65 EBDEN, Matthew AUS 64
66 MCDONALD, Mackenzie USA 65
67 SEPPI, Andreas ITA 66
68 HAASE, Robin NED 67
69 MAYER, Leonardo ARG 68
70 THOMPSON, Jordan AUS 69
71 SOUSA, Joao POR 70
72 NISHIOKA, Yoshihito JPN 71
73 BERANKIS, Ricardas LTU 72
74 SONEGO, Lorenzo ITA 73
75 POSPISIL, Vasek CAN 73PR
76 CARBALLES BAENA, Roberto ESP 74
77 JARRY, Nicolas CHI 75
78 RUBLEV, Andrey RUS 76
79 EVANS, Daniel GBR 77
80 LONDERO, Juan Ignacio ARG 78
81 KUDLA, Denis USA 79
82 GULBIS, Ernests LAT 80
83 COPIL, Marius ROU 81
84 TOMIC, Bernard AUS 82
85 KECMANOVIC, Miomir SRB 83
86 DELBONIS, Federico ARG 84
87 TSONGA, Jo-Wilfried FRA 85
88 KOVALIK, Jozef SVK 85PR
89 GUNNESWARAN, Prajnesh IND 86
90 SANDGREN, Tennys USA 87
91 KLAHN, Bradley USA 88
92 TIPSAREVIC, Janko SRB 88
93 HARRIS, Lloyd RSA 89
94 BUBLIK, Alexander KAZ 90
95 DARCIS, Steve BEL 90PR
96 RAMOS-VINOLAS, Albert ESP 91
97 DELLIEN, Hugo BOL 92
98 ANDUJAR, Pablo ESP 93
99 JAZIRI, Malek TUN 94
100 KARLOVIC, Ivo CRO 95
101 STEBE, Cedrik-Marcel GER 95PR
102 GOJOWCZYK, Peter GER 96
103 BEDENE, Aljaz SLO 97
104 FABBIANO, Thomas ITA 98
105 [WC]
106 [WC]
107 [WC]
108 [WC]
109 [WC]
110 [WC]
111 [WC]
112 [WC]
113 [Q]
114 [Q]
115 [Q]
116 [Q]
117 [Q]
118 [Q]
119 [Q]
120 [Q]
121 [Q]
122 [Q]
123 [Q]
124 [Q]
125 [Q]
126 [Q]
127 [Q]
128 [Q]

ALTERNATES
1 ISTOMIN, Denis UZB 99
2 LORENZI, Paolo ITA 101
3 ANDREOZZI, Guido ARG 102
4 ZVEREV, Mischa GER 103
5 LAAKSONEN, Henri SUI 104
6 VESELY, Jiri CZE 105
7 GRANOLLERS, Marcel ESP 106
8 DANIEL, Taro JPN 107
9 LOPEZ, Feliciano ESP 108
10 POPYRIN, Alexei AUS 109

放送・配信予定など

国内向けでは、以下のメディアで予定されています。

NHK 2019年は公式未発表、準々決勝以降の放送だと思います。

WOWOW

WOWOW メンバーズオンデマンド

(補)大会出場の流れ

ブログ閲覧者の方からご要望があったため、エントリーからドロー発表、出場に至るまでのおおまかな流れを、用語とともに説明します。
尚、ルールについては、シーズン、大会ごとに異なる場合もありますので、おおまかな説明とさせていただきます。
誤りなどもあるかもしれませんが、その場合にはご容赦のうえ、やさしくご指摘いただけると幸いです。

エントリーリスト
通常、各大会の6週間前に発表される、その時点での大会出場者リストです。
ATPランキング順に出場が決定され、大会の出場枠にそのまま収まる(出場できる)ことを本戦ダイレクトイン、またはストレートインと呼びます。

オルタネイト枠(A)
ダイレクトインに届かなかった選手の、いわゆるキャンセル待ちの枠です。

ワイルドカード枠(WC)
大会主催者側の推薦枠で、ランキングの低い大会地元の若手がチャンスを与えられて入ったり、タイミングの都合でエントリーしていなかった上位人気選手が招請されて入ることもあります。

プロテクトランキング(PR)
故障などで6ヶ月以上渡りツアーを離れなければならなかった選手が、復帰の際、その故障時点でのランキング(厳密には3ヶ月の平均値)を大会エントリーに生かすことができる救済措置の権利のことを言います。
復帰から9ヶ月間限定で、ワイルドカードを除く8大会に利用できます。

ラッキールーザー(LL)
予選開始後に本戦に欠員が生じた場合、補充のために設けられる特別枠で、予選出場者に限られます。ここでも、予選最終ラウンドの敗者の中からのランキング上位者が優先されます。

ドロー
トーナメント表をドローと呼びます。
上記の条件を元に調整され、日程にして本戦の2,3日前に発表されます。
そして予選ドロー調整の後、間もなく予選が開始されます。