テニス 2016 全仏オープン
魔人ナダルのいないローランギャロス、佳境へ
グランドスラム 全仏オープン
パリ/フランス
2016.05.22 – 2016.06.05
French Open, Roland Garros
Paris, France
2016全仏オープン、荒天の影響で、4回戦と準々決勝が同日に開催されました。
「ベスト8出揃う」というかたちにならず、プレビューのタイミングがつらいことになりました。
言い訳はほどほどにして、プレビュー(半分はレビュー)です。
2016 全仏オープン 準々決勝
今更ながら、ローランギャロスの主役中の主役、R.ナダルはいません。
ベスト8の顔ぶれを見て、一抹の寂しさを感じますが、すべて好カードとは思います。
S.ワウリンカ vs A.ラモスビノラス
62 61 76
既に結果は出ています。
結果論ですが、ここまで苦難の道を進んできたワウリンカでも、ここでラモスに負けるとは考えにくかったですね。
ただ、ラモスビノラスもスペインのガチ勢・クレーコーターの端くれ。その点地の利はあるかと思っていました…。
ワウリンカはストロークの安定度が増しており、ウィナーも49本とさすがの印象です。
A.マレー vs R.ガスケ
57 76 60 62
稀代の戦略家と天才の戦い。こちらも既に結果は出ています。
地元フランスでは今大会のメインイベントとも言える試合でしたが、ガスケも遂に力尽きました。
序盤、マレーもミスが多く、ガスケが逆転の2ブレイクで第1セットをとりました。
これで、ホームのガスケが波に乗るかと思われましたが、マレーのメンタルは簡単には折れません。
いつものように、ポイント間で怒ったり笑ったり(自分とやりあっているのでしょうか?)しながら、サービスゲームも安定感が出てきます。
第2セットのタイブレークまではぎりぎりの接戦でしたが、第3セット以降はマレーが実力差を見せつけました。
双方の鮮やかなドロップショットが印象に残る1戦でした。
D.ゴフィン vs D.ティエム
ここからプレビュー。
結果も残している若手同士がここで潰しあうのが少し残念ですが、楽しみな試合です。
小気味よいフラット系のハードヒットでスピード感あふれるプレイのゴフィン。
クレー大好き!全力スピンボールを跳ね上げる元気な若者、ティエム。
過去の対戦はゴフィンから4勝2敗。経験値も高くなっているゴフィンですが、ティエムの高く跳ねるストロークには手を焼くかもしれません。
ここでティエムが勝てば、本当に勢いがつき、最後まで行ってしまうかも…。
若いというのは良いですね(遠い目)。
N.ジョコビッチ vs T.ベルディヒ
ここはアップセットは考えにくい。
対戦成績はベルディヒから2勝23敗、最後にベルディヒが勝ったのは2013年のイタリア国際(ローマ・マスターズ)。
天のきまぐれがない限り、王者が勝ちきるでしょう。
私はベルディヒという選手も本当に好きなんですが、その立ち位置を多く語ろうとすると、どうも突っ込みドコロが多すぎて悪口のようになってしまいます。ある意味、不思議な名選手です。
また別の機会に「ベルディヒ特集」なんかやりたいですね。
