グランドスラム優勝20回達成、歴代最多更新。
もう、賞賛する言葉もみつかりません。
2018全豪オープン 決勝戦
R.フェデラー vs M.チリッチ
62 67 63 36 61
準決勝まで全てストレート勝ちの36歳が第6シードの挑戦をフルセットで退けました。
以下、ダイジェストで全体を振り返ります。
第1セット
チリッチが緊張感からか硬くなっていた様子。
第1、第3ゲームをブレークされ、1stサーブ好調のフェデラーが圧倒したかたち。
第2セット
両者譲らずサービスキープを積み重ねます。
硬さもとれ、闘志をむき出しにしてきたチリッチがタイブレークに持ち込み奪取。
第3セット
チリッチの1stサーブ確率が落ちたところをフェデラーが見逃さず第6ゲームをブレーク。
戦術に長け、高精度のサーブを駆使するフェデラーが押し切る。
第4セット
いきなりフェデラーがブレークして優位に立つものの、チリッチのリターンも冴えはじめ第6ゲームにブレークバック(遂にこの試合初ブレーク)。
第8ゲームも、サーブ、ショットとも精度が落ちてきたフェデラーから連続ブレークをもぎ取り意地の2セット・オール。
第5セット
またしてもフェデラーが先に第2ゲームをブレーク。
くぐってきた修羅場の数の差なのか、ここに来てフェデラーの集中力が明らかに上がり、対照的にチリッチはミスが多くなってきました。
フェデラーは、第5ゲームを圧巻のラブゲームでキープすると続く第6ゲームもブレーク、そして一気にSFMを制しました。。
チリッチも悪くはなかったと思います。彼のアタック、ディフェンスともにいっそう進化していることが十分に感じられ、怒涛の攻撃にフェデラーが押されるシーンも何度も見られました。
優勝スピーチの最中、フェデラーが感極まり、長く言葉を詰まらせるシーンがありました。
いつも試合後にはすぐにクールでにこやかな姿に戻るこの人には、ちょっと珍しい光景です。
やはり、この天才にして、この年齢で偉業を成し遂げるための極限に近い努力の数々を振り返った刹那、思わずこみ上げてきたのでしょうか。
圧倒的で華麗な姿も、苛烈な精進なしには存在しえない、そんなことを、トロフィーを掲げる壇上から改めて教えてもらったような気がします。
おめでとうございます。
全豪総括は後日。
