2017 ムチュア・マドリードオープン 錦織「らしい?」試合 シュワルツマンとケガ明けの激闘【2017マドリード】

2017マドリードMS 2回戦

錦織圭 vs D.シュワルツマン

16 60 64

手首故障の休場明けの試合、アップの段階から錦織の表情には若干の緊張が見られました。

初戦の相手シュワルツマンは、小柄なファイター。

ですが、ディフェンス力にも定評のある、今シーズン赤丸上昇中のアルゼンチンの選手です。

第1セット

錦織は相手の様子見というより、自身の動きを試すようなテニスに見えました。

ラケットを振り切ってはいるのですが、痛みの恐怖感をも振り切るような、どこか自問自答をしているようなプレイ。

手首を気にする場面もありました。

見ているほうはヒヤヒヤ。

若いクレーコーターにブレイクされ続け、正直、棄権の文字もちらつきました。

結果、1ゲームしかとれずにセットダウン。

ただ、セット終了後に、意外に落ち着いた表情。

身体も暖まり、手首の異常を感じなかったため逆襲を目論んでいるのか、はたまた、この大会は試運転と割り切っているためなのか。

第2セット

早い段階での前での「らしい」攻撃。

明らかにストロークに伸びが出て、かつ、ライン際にショットが決まります。

タイミングの良いネットプレイも冴え、相手が見えているときの錦織の動きです。

おまけに1stサーブの入りも良く、あれよあれよと、今度はお返しのベーグル。

第3セット

シュワルツマンも気を引き締め、持ち前の粘りのストロークを展開、ポイントは拮抗します。

結果、攻め続けた錦織に軍配(終盤の双方の攻防も見事でしたが、錦織が負ける雰囲気を感じなかったためさらっと…。)。

総論、スコア的にはアップ・ダウンの交錯する、「らしい」試合

ちょっと、ほめ言葉でありませんが…。

とりあえず、1ファンとしては、以降も頑張ってほしい気持ちと、あまり無理をしないでほしいと願う気持ちが交錯する試合後感であります…。