テニス 2019 レーバー・カップ 大会概要・エントリー
ATP Tour レーバー・カップ
ジュネーブ/スイス
2019.09.20 – 2019.09.22
Laver Cup
Geneva,Switzerland
大会概要、出場選手エントリー、テレビ放送・配信予定などの情報です。
大会ドロー?(トーナメント表・組合せ・OOP)等は、発表あり次第追記します(3日間のラインアップ発表は、それぞれ前日の現地時間午後です)。
[追記:2019/09/19]
オーダー発表。公式ページのリンクを貼っておきます↓
レーバーカップ(Laver Cup)は2017年から新設された、全米オープンの2週間後に開催される男子テニス団体対抗戦の大会で、欧州(チーム・ヨーロッパ)と欧州以外(チーム・ワールド)の世界選抜で争われます。
大会名はオーストラリアの名選手であるR.レーバーからつけられ、R.フェデラーのマネジメント会社TEAM8が中心となって運営されています。
2017年、2018年はエキシビジョン扱いの大会でしたが、2019年からはATPツアー公式戦に編入され、大会としての記録・ATPポイント・賞金などもプレイヤーの公式戦績として認定されることになりました。
同大会は第1回のプラハ、第2回のシカゴと興行的に上々の成果をあげることができました。
もちろん、2大会ともにフェデラー、R.ナダル、N.ジョコビッチなどのビッグネーム参加があったための成功だったと言えます。
特にフェデラーは彼のマネジメント会社とともにバックボーンとしても積極的にPRしていたことも今回の編入に寄与したことでしょう。
ただ、ATP公式ツアーに編入されたとは言えシーズン最中の特殊なフォーマット大会であるため、選手のフィジカル・マネジメントも考慮しなければならず、それは今後も無視できない課題になっていくと思われます。
背景はともかく、フェデラー/ナダル組のダブルスが実現するなど(しかも今年からは本気モード)、テニスファンとしては、純粋に楽しめる大会ではあります。
2019 大会概要
2019 レーバー・カップ
Laver Cup
期間:2019/09/20~2019/09/22
開催地:ジュネーブ・スイス
賞金総額:-
コートの種類:屋内ハード
シングルス:9試合(3試合/1日)
ダブルス:3試合(1試合/1日)
フォーマット:
- 「チーム・ヨーロッパ」と「チーム・ワールド」との2チーム団体戦。
- 各チームメンバーは6名ずつ。
- 3日間の団体戦(ポイント制:1日目の勝利試合は1ポイント獲得、2日目の勝利は2ポイント獲得、3日目の勝利は3ポイント獲得 勝利ポイント合計24ポイント)で、先に13ポイント獲得したチームの優勝。
- 3日目の第12試合終了時に同点(12:12)の場合、デサイディング・ゲーム(優勝決定戦)を行い勝敗を決する。
- 単複とも3セットマッチ(第3セットは10ポイントタイブレーク)。
- 各プレイヤーは最初の2日間で少なくとも1試合プレイ。
- 各チーム少なくとも4名のダブルス参加。
過去優勝チーム:
2018 チーム・ヨーロッパ(13-8) シカゴ大会
2017 チーム・ヨーロッパ(15-9) プラハ大会
過去2年ともにチーム・ヨーロッパが制していますが、メンバー的に偏りがあり(やはりランキング的にもヨーロッパのプレイヤーが優位)、真剣勝負になればそこが課題と言えるかもしれません。
2018 ハイライト
2019 メンバーリスト
Team Europe
キャプテン B.ボルグ
- R.ナダル
- R.フェデラー
- D.ティエム
- A.ズベレフ
- S.チチパス
- F.フォニーニ
- R.B.アグート(オルタネイト・プレイヤー)
Team World
キャプテン J.マッケンロー
K.アンダーソン故障治療のため今季終了- J.ソック
- J.イスナー
- M.ラオニッチ
- D.シャポバロフ
- N.キリオス
- T.フリッツ
- J.トンプソン(オルタネイト・プレイヤー)
2019 公式告知
先述しましたが、ランキング的に今はやはりヨーロッパがかなり優位です。
トップ30辺りのランキングに、北中南米、アジア、オーストラリアから半分ほど入っていればもう少しこの大会でも拮抗するのですが…。
テレビ放送・配信予定など
国内向けでは、現時点で以下のメディアで予定されています。
※2019/09/18現在、Amazon日本国内版では「The 2019 Event Launch in Geneva」が観られるのみです。
※2019/09/20現在、無事視聴環境が整ったようです。
昨日の夜の時点で、国別配信リストにJAPANが掲載されていなかったため、やきもきしてAmazonカスタマーサービスにも問合せしましたが、日本版にアップされるのかどうか不明との回答でした。
良かった。
2019 大会結果
チーム・ヨーロッパ vs チーム・ワールド
13-11
初優勝を賭けて、チーム・ヨーロッパを追い詰めたチーム・ワールドでしたが、最終ラバーでサーシャがラオニッチを降し逆転優勝。
2019 決定戦ハイライト A.ズベレフ vs M.ラオニッチ
