ジョコビッチの錦織対策が万全過ぎた件 (2018全米)

2018 グランドスラム 全米オープン準決勝、錦織圭が元王者のN.ジョコビッチに挑みます。

2018全米オープン 準決勝
N.ジョコビッチ vs 錦織圭
63 64 62

ふぅ、強いです。

もはや、ランキングは関係ないですね。

現ランキングは6位ですが、やはり、ウィンブルドン以来、今ほぼ王者として戻ってきている元王者です。

間違いありません。

今更ながら、だいたい、錦織くんはほぼ、時の最強の男と対戦します。

特に、ジョコビッチの最強期、バイオリズムに合わせたかのように、同期してしまう。

そして、ジョコビッチの錦織対策、これがまた万全です。

もう、今の錦織の料理の方法を心得ています。

無論、誰もができることではありません。

この競技に人生の全てを注ぎ、一級品の技と力を持ちえた人間のみが、自他の力をも正確に把握したうえ、各コンディションによる振れ幅さえも想定して作り上げたストーリーです。

試合を観戦していて、だんだんと明らかになるそのストーリー。

私ごときが、偉そうに語っていますが、評価自体はそう遠くないと自負?しています。

そして、ツイッターで生々しくつぶやいているそれが今日の試合のプレビューのすべてです。

結構、私も心を折られましたし、長い文章でまとめる力が残っていませんので、以下、私のツイッターのまとめをご覧ください。

わずかに残ったエネルギーは、大坂なおみの応援に注ぎます (^^;


Twitter @tennisnobonjin

深く、強く、諦めず、ミスせず、緩急。
ジョコはそれだけ。
だがそれを続けることは難しいし、100%でもない。
我慢しながらその隙間をつけるか。

リスクをとった早めの攻撃が実を結ばない。
ジョコにとっては恐らく思う壺。
倒れるまでラリーをする覚悟をみせたほうがジョコは嫌がるはず。

ジョコビッチは、贔屓目なしに、錦織には絶対に負けたくないんだろう。
他の選手とやるときより隙がなくなる。

ネットミスは自身もテンション下がるから…。

誰でも、速く、強い球を打とうとするとネットリスクが増える。
ジョコはこういう展開を作りたい。
攻撃させてミスを多発させたい。
ウィナーは要らない。
我慢してとことん打ち合うしかない。

3-G5 良かった。ナイスキープ。
ジョコが不機嫌になるゲーム。
リードしてても喚いて自身と周りを煽る、いつものやり方。

3-G6 雰囲気悪くない。

が、決めようとしてネットはいや~ん。

ジョコが凄いということ。
試合全体を支配する、対圭のメニュー。
最初から全力でディフェンス、深く打つ→攻撃させる→相手のミスが増える→自己嫌悪に陥らせる→たまに大袈裟に喚く(自身の鼓舞と相手への威嚇)→以下必要に応じて繰り返し→…。
無論、卓越した能力なしにはできないメニュー。

圭はこのメニューを破棄できる能力はもちろんある。
キーワードは、「我慢」だと思う。
早く決めたい気持ちを抑え、つなぎ続ける。
やられても切り替えて、機会を待つ。
言うのは簡単よね。
ホント地味っちゃ地味。
ただ、ジョコの強さのベースは地味なことだ。

展開の仕方などジョコと圭は似ているところはある。
ただ、ああみえて、圭は華やかなテニスが好き。
力の優劣の差はわずかだが、本質が異なるための相性の差とそこに気づいているジョコの慧眼が勝敗を分けている。

改めて、ジョコに勝つのはめんどくさいってこと。

でも、圭は天才。
圭のテニスは本当に面白いしワクワクさせてくれる。
またチャンスは必ず来る。
応援し続けたい。

そういう意味で、14連敗は勲章だよ。


錦織圭が、未だ、才能、ポテンシャルともに、トップの資質をもつ数少ない人間のひとりであることは間違いありません。

今回、ある意味、王者の上限らしきものも見えたといえばそれは収穫なのかもしれません。

あ、あと、何度も述べておりますように、私個人的には、今回は全米はベスト8確保で十分だとしておりました。

なので、錦織圭、2018全米オープンの総評は満点とさせていただきます。

今季残りのマスターズのどちらかををいただきに参りましょう。

そして、今日は大坂なおみちゃんの応援、頑張れ!!