ケガをしたとき、またはケガの予兆があるときは、必ずやすみましょう。
私は、テニスだけでなく、幼少のころからいろいろなスポーツをしてきました。
子供ながらに、スポーツを通じていろいろなケガを経験し、大人になっても…。
前向きな情報などの投稿前に、敢えて、今回は、私のリアルな経験を中心に、無理することがいかに愚かなことかということや準備運動の大切さをわかっていただくために、テニスで最も多いケガのひとつ、俗に言うテニス肘(テニスエルボー)についてのお話を。
時は30代半ば、たまたま2週間ほどの休暇がとれたので、毎日3時間ほどのテニスを計画しました。
そして、その愚かな計画の1週間ほどを過ぎたところ、いつものようにラリー練習全開中、おっと、ベースラインからのフォアハンドのスイングが少し遅れました。
当時、私はフラット系ボールが持ち球で、比較的薄いグリップでプレイしていました。
あれっ?…右前腕に違和感が走ります。
実は数日前から手首に少し痛みがありました(これが間違いなく予兆です。このときに絶対止めるべき)が、ほどほどのストレッチと、簡単なサポーターをして、脳天気にガンガン打ってました。
もちろん、テニスエルボーは知識としてありました。
「結構痛いらしい」という程度の知識。
しかし、「あー、やっちまった。しばらくハードヒットは控えたほうが良いなあ。」などと呑気なものです。
愚か者なので、「フォアもバックも両手打ちでやれば良いや。」と、さらにラリーを続けます。
肘周辺にひっかかるような感覚と、打球した際の振動が痛みとして響きます。練習後は、湿布を貼って過ごしました。
重いものを持つと肘周りが痺れます。
右コブシを握ると肘に鈍痛があります。
愚か者なので、「練習は緩めにやっていれば治るだろう」と、更に1週間ほど、連日テニスをしました(このときの自分を殴ってやりたい)。
結果、右手では…、
- ドアノブを回すことが痛くてできなくなりました。
- コップを持って口へ運ぶことができなくなりました。
- 歯磨きができなくなりました。
- お箸を持つのも辛いです。
洒落にもなりません。
接骨院、外科、数件回って、すべて「まずは、痛みがなくなるまではテニスは絶対禁止」との有難いお言葉。
そして、1年8ヶ月、テニスをお休みました。
「症状が出たときにすぐ休養していれば2ヶ月ほどで復帰できたろうに」と、後にケガの経験をした方からのお言葉。
痛みもともかく、テニスのできない日々のつらかったこと!
以下、愚か者にならないためのまとめです。
「そんなのお前くらいだよ(嘲笑)」と言われるかもしれませんが、私には骨身に沁みて重要だと思うことばかりなので参考にしてください。
当たり前のことができないのが人間です。
特に週末プレイヤーの皆様、身体を優しく眠りから起こしてあげて、それから徐々に負荷を上げるように。
- 冷えきった身体でストレッチはしないようにしましょう。上半身も動かしながらの軽いウォーキングなどで関節や筋肉を温めてからストレッチ(テニス前)。
- 終了後も大切です。クールダウンを兼ねてのストレッチ(テニス後)。
- 三十路を過ぎたら特に連日の長時間練習は避けましょう。
- 関節(特に肘周り)が熱っぽかったり、痛みがある場合はすぐに休息しましょう。
- 打点をなるべく身体の前にしましょう(技術の詳細は別記事で書きます)。
- ケガをしたときは原則「R・I・C・E」(Rest・Icing・Compression・Elevation)。
