WOWOWさん、死んじゃうよ。
今日も仕事忙しいのに、いい年して徹夜でTV観戦とか…。
2016全米オープン 準々決勝
A.マレー vs 錦織圭
61 46 64 16 57
明日も仕事、第2セットまで観たら就寝!と決めていたのに、「こんなん眠れませんよ」という試合。
これぞ本物のトップの試合。
これぞ本物のラリー。
すみません。興奮してます。
仕事あるので簡潔に、私の気持ちの部分を中心にお伝えします。
プレー詳細解説や分析は、他メディアにお譲りします。
第1セット
チャンスもそこそこあったものの、結果は1ゲームしかとれず。
いつもの、ここぞというときのミスをしないマレーは1stサービスも順調、隙がありません。
一方の錦織は、動きは悪くないものの打ち急ぎの自滅が目立ちました。
1stサービスにも苦しむ展開。また、じりじりと追いつめられて終わるのかと嫌な予感。
マレーから、6-1。
「1stサービスさえ入れば良い勝負できるのに…」と深夜のぼやき(私)。
第2セット
やっと落ち着いた展開。
第7ゲーム途中で、降雨のため中断、新装スタジアムの屋根が閉まります。
流れは錦織、ショットの精度が上がりセット奪取!
今のこの相手からセットを奪える人間はそうはいません。
既にこのあたりから激闘の予感…。
マレーから、6-1 4-6。
「眠れるわけないじゃん。」と深夜のうめき(私)。
第3セット
なんとブレーク合戦勃発。
そう、これは錦織ペースでは!
1ブレークされても2ブレークして取れば良い。
しかし、流石は「現在のほぼナンバーワン」、マレーが競り勝ちます。
そして、私ももう寝ることは諦めました。
マレーから、6-1 4-6 4-6。
「これまでか、これまでなのか」と夜明け間近の絶叫(私)。
第4セット
疲労もあるのか、マレーにらしくないミスが出始め、後が無い錦織はビッグショットを随所にみせます。ショットもキレキレになってきました。
「何とかファイナルセットへ行ってくれー」と夜明けの絶叫(私)。
リターンからしっかり狙い撃ち、ブレーク連発。セット奪取!!!
マレーから、6-1 4-6 4-6 1-6。ついにファイナルセット突入!
第5セット
マレーに若干疲労が見える(私も疲労が見える)。
錦織はチャンスを逃さず、先行ブレーク!
「これは…、行けるかも…」と早朝のつぶやき(震えながら私)。
しかし、マレー鬼の逆襲でブレークバック。
悪い流れを断ち切るためのチャレンジ宣言のタイミングがうまいマレー。
憎らしいほどの神経戦巧者です。
錦織も勇気を持ってネットプレーにも挑戦し、一進一退。
そして最高の緊迫感で5-5、第11ゲームのリターンゲーム、丁寧かつ正確なストロークが冴え、最後は押し切るかたちでブレーク!!!遂にSFM。
落ち着いています。
マレーから、6-1 4-6 4-6 1-6 5-7 !!!
「…!!!」瞬間、まさに茫然(私)。
解説の松岡修三氏も疲労困憊。
「圭だけが冷静です」とは言い得て妙。
準々決勝で観るのには勿体ない大一番を堪能させていただきました。
しばし、この余韻に浸らせてください。
正直、ここまでやれるとは…。前日、こんな記事を書いたばかりでした。

次、S.ワウリンカ vs J.M.デルポトロ。
お願い、お互い削りあって!
冷静になってきて、改めて、頂点はまだ遠い。
