2018 Nitto ATPファイナルズ ラウンドロビン 錦織×フェデラー【2018ファイナル・ロンドン】

2018 ATPファイナルズ ラウンドロビン 1日目

K.アンダーソン vs D.ティエム

63 76

アンダーソンの動きが素晴らしい。

強力なサーブも相変わらず堅調、その大きな武器を生かしたネットプレーも冴え、特に序盤は、ティエムに付け入る隙を与えませんでした。

アンダーソンは、今季の好調をそのまま維持して、初出場の大舞台でも集中力を切らすことなくストレートで総当たり戦の緒戦をモノにしました。

頼れる大砲を持っているというのが本当にうらやましい。

ティエムは、序盤、少し動きが硬く、ストロークのミスが多かったことが悔やまれますが、中盤以降は持ち前の攻撃力を発揮、前での反応もアンダーソンに劣らず決めきり、落としはしたもののハイライトの第2セットタイブレークの攻防は本当に見応えがありました。

引き摺ることなく、次戦につなげて行きたいところです。

2018 ATPファイナルズ ラウンドロビン 1日目

R.フェデラー vs 錦織圭

67 46

長かった…。皇帝を相手に、およそ4年半ぶりに勝利をもぎ取りました。

緊張感に包まれ、見所もヤマ場もあった試合でしたが、個人的にはちょっと評価の難しい試合だった気がします。

序盤、双方とも硬さもみられエラーが目立ちました。

環境について、この両名のみならず、サーフィスの問題なのか、ボールの問題なのか、戦前戦後も、少なくない意見が報道内容にも出てきます。

各選手のフィーリングの差異もあるので、本当のところは不明ですが、各々まだプレイ全般についての違和感があるのは確かなようです。

また、この試合については、勝者も敗者も各々、すべてが最高ではなかったというようなコメントを残しています。

ただ、重要な場面、ポイントのところで、錦織が少しだけ勝り、少しだけ幸運だったとは思います。

そして、目立ちはしませんでしたが、錦織の工夫(チェンジ・オブ・ペースの徹底や、攻めの2ndサーブ)は、間違いなく効果があったと思います。

加えて、やはり、今季のタイブレークの驚異的な勝負強さは特筆されるべき。

世界最高のプレイヤーとの10回目の対戦、そして、その年の最高のプレイヤーたちが争う舞台での序章、良い試合でした。

ただ、私は、総評としては、フェデラーの戦後コメントが、シンプルではあるものの、スタッツと重ね合わせても、この試合をもっとも冷静かつ的確に表現しているような気がします。

(第1セットは)お互い苦しんでいるように感じたが、自分は、彼(錦織)より少し多くのチャンスがあったと思う。

第2セットはいい感じでスタートできた。

お互いそうだったと思う。

レベルが上がっていた。

残念ながら、出だしの(第2セットの)リードを維持できなかった。

あれが試合の鍵だった。

錦織圭、まだ始まったばかりですが、まずは最高のスタートが切れました。

次は3日目(日本時間11月13日の23:00~)、好調アンダーソンと激突です。

これもタフですが、きっと良い試合になるはずです。

ドキドキが続きます。

そして数時間後、2日目、別グループの緒戦は、大会大本命の登場です。

A.ズベレフ vs M.チリッチ 11月12日 23:00~

N.ジョコビッチ vs J.イスナー 11月13日 5:00~

寝不足が続きます(賢くない私は特に)。

私も含めて、みなさん、できるだけ健康管理に努めましょう!