2017 全豪オープン 4回戦 復活のレジェンドに屈す 錦織×フェデラー【2017全豪】

 

なんとも言い得ないような気分です。

 

伝説の男が遂に復活を遂げ、以前と遜色ない力を誇示しようとしていること。

 

日本の至宝がまたしても大きな壁に跳ね返されたこと。

 

 

2017全豪オープン 4回戦

錦織圭 vs R.フェデラー

76 46 16 64 36

 

 

昨シーズン中盤以降、自身初めてとも言える故障休養を余儀なくされた「史上最強の称号を持つ男」が遂に、本格復帰戦となった今大会の2ndウィークまで進んできました。

 

そして4回戦、そのレジェンドを、我が国のスーパースター錦織圭が第5シードとして相対しました。

 

両者のここまでの対戦は、フェデラーから4勝2敗。

 

最後の対戦は2015ATPツアーファイナルの予選ラウンドで、その時はフルセット(フェデラーから7-5 4-6 6-4)の激戦の末フェデラーが勝利しています。

 

言うまでもなく、2016年までのフェデラーの存在は、錦織にとってのアイドルであり、また、追い求める目標でした。

 

しかし、今大会における両者の位置関係は以前とは異なる意味を持ちます。

 

錦織にとっては、自身トップ選手として倒さなくてはならない相手であり、場合によっては彼に「引導を渡す」役割をも担わなくてはならないということです。

 

 

そして、いつもの両者の、世界最高レベルの素晴らしい試合が展開されました。

 

 

結果、この試合は、フェデラーにとって復活のための最も重要な試金石となり、錦織にとっては「頂点を獲る」ための試練が尽きないことを思い知らされたものとなりました。

 

複雑です。試合後、大きな喜びと落胆が一気に押し寄せてきました。

 

 

そして、もう一人のレジェンド、クレーキングも着実に復活ロードをひた走っています。

 

 

こうなったらあり得る!

黄金の頂上決戦!

 

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