テニス 2020 全仏オープン ドロー・展望・結果など
2020.09.27 – 2020.10.11
グランドスラム
全仏オープン
パリ／フランス
Grand Slam
French Open, Roland Garros
Paris, France
2020年全仏オープンの出場選手ドロー（トーナメント表）発表・展望・結果、テレビ放送・配信予定などの情報です。
2020 大会概要・出場選手エントリー記事はこちら↓
また、今大会の結果等は本記事後半で追記・更新します（準々決勝・準決勝・決勝など）。
[追記：2020/09/26]
女子シングルス予選に挑戦していた奈良くるみは決勝で敗れました。
[追記：2020/09/28]
表示用の初期ドローを最新のものに差し替え、ほか情報の追記。
[追記：2020/10/01]
結果追記。
錦織、西岡は2回戦で敗退。男子シングルスの日本人選手はいなくなりました。
[追記：2020/10/02～]
結果追記。
女子シングルス日比野菜緒はジャバーに善戦も及ばず。
2020年全仏オープンのドロー（トーナメント表）が発表されました。
2020年のこの大会は既報のとおり、新型コロナ（COVID-19）禍を受けて運営が早くから予定期日まで定めた開催延期を発表していました。
残念なことに現地フランスでは、今なおパンデミックの数値が更新されており予断を許さない状況が続いていますが、先立って開催された他大会を参照しながら予定どおり観客数制限付きの興行というかたちで予定通り執り行うことになっています（既に行われている予選は無観客）。ただその制限も、直近の様相に光が見えず、11,500人→5,000人→1,000人と段階的に厳しくせざるを得ない状況に追い込まれています。
2020 大会ドロー
男子シングルス
PDFファイルを画像表示しています。画像下部よりページ送り・拡大･縮小ができます。
draw-m1-ms-2020zenfutsu女子シングルス
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draw-m1-ws-2020zenfutsu男子ダブルス
女子ダブルス
混合ダブルス
混合ダブルス
2020 大会の展望
上位シードの陣容・動向
今大会、男子シングルスの上位シードは次のとおり。
- N.ジョコビッチ
- R.ナダル
- D.ティエム
- D.メドベージェフ
- S.チチパス
- A.ズベレフ
- M.ベレッティーニ
- G.モンフィス
R.フェデラーは既報のとおり今シーズンは終了していますので少し寂しいですがBIG2が揃いました。
イタリア国際を制したジョコビッチが第1シード。
第2シードにはこの大会の絶対的本命・ナダルですが、イタリア国際の序盤戦で見せていた圧倒的な力が準決勝で急失速してストレート敗退を喫するという結果となりました。シュワルツマンの充実ぶりも称賛すべきでしょうが、特にクレーコートでは過去にもあまり見られなかった姿に若干の不安も覚えます。
見どころなど
日本人選手男子シングルス1回戦では以下の4名、そして各1回戦の対戦カードです。全員良い意味で手負いの侍の姿に重なるような出で立ち。
- 錦織圭 – D.エバンス（32）
過去ツアー対戦は錦織から2勝1敗。 - 西岡良仁 – F.オジェエイリアシメ（19）
過去ツアー対戦は西岡から1勝0敗。 - 内山靖崇 – A.バラズ
初対戦。 - 杉田祐一 – C.ルード（28）
初対戦。
内山以外はシード勢と当たることになりました。
錦織はナダル山で、皮算用すると優勝するためには恐らくナダル、フォニーニ、サーシャ、ティエム、ジョコビッチを破らねばなりません。まあ、良いでしょう。いつものことです。
取り急ぎ1回戦エバンスと対戦。今の錦織は健康であれば何とかナダルまでは当たりたいところです。まだ目覚めぬ錦織ですがエバンスから見ると迷惑ノーシードでしょう。
西岡はオジェエイリアシメ。相性は悪くないはずですが爆裂成長期の相手、当然手ごわいです。
内山と杉田は初対戦の相手です。とにかく是が非でも1回戦突破を目指したい。
日本人選手女子シングルス1回戦では、
- 日比野菜緒 – 予選勝者
- 土居美咲 – P.マルティッチ
のドローが確定しています。
全米女王・大坂なおみ不在の日本勢ですが、本戦入りの2人とも現在調子は悪くないはずなので頑張って欲しい。
そして奈良くるみが予選決勝に進んでいます。朗報を待ちましょう。
→ 奈良は惜しくも予選決勝で敗退となりました。
ダブルス男子日本人では西岡がR.ベランキスとペアを組み出場するようです（最新エントリーリストからの情報）。
そしてマクラクラン勉もいつものL.バンブリッジと参加。
1回戦男子、下記にその他の興味を引く対戦です。
- D.ティエム – M.チリッチ
- A.マレー – S.ワウリンカ
- R.B.アグート – R.ガスケ
- M.ケマノビッチ – D.シュワルツマン
- D.ゴフィン – Y.シナー
- F.フォニーニ – M.ククシュキン
まだ予選勝者が出揃っていませんがこの辺りが面白そうな組み合わせではないでしょうか。
しかし、デジャヴでしょうか。マレー対ワウリンカが1回戦！
ワウリンカの1回戦好取組王の面目躍如です。
山から見るとボトムハーフの常勝ナダルに絡むティエムが鍵になりそうです。ただ、そのティエムはナダルに当たるまでが地獄のようなドロー。ポテンシャルドローで追うとチリッチ、R.オペルカ、C.ルード、ワウリンカ、モンフィス。
これはやはりジョコビッチにとっては追い風にも見えます。
例年にはあり得ない状況ではありますが、様々な苦悩・我慢を重ねる選手はじめ関係者の方々に敬意を表しつつ、楽しませていただきたいと思います。
世界中の感染症禍が1日も早く収束しますように。
テレビ放送・配信予定など
現時点で国内向けでは、以下で放送・配信の予定があります。
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