テニス 2020 アスタナオープン ドロー・展望・結果など
2020.10.26 – 2020.11.01
ATP250
アスタナオープン
ヌルスルタン/カザフスタン
ATP250
Astana Open
Nur-Sultan, Kazakhstan
2020年アスタナオープンの出場選手ドロー(トーナメント表)発表・展望・結果、テレビ放送・配信予定などの情報です。
[追記:2020/10/27]
杉田祐一が予選を突破して本戦入り。
表示ドローを最新のものに差し替えました。
[追記:2020/10/29~]
結果等。
2020 大会概要・出場選手エントリー記事はこちら↓

また、今大会の結果等は本記事後半で追記・更新します(準々決勝・準決勝・決勝など)。
2020年アスタナオープンのドロー(トーナメント表)が発表されました。
同週開催のエルステ・バンクオープンにトップ勢が集中するため、中堅選手の出場が多い大会となっていますが、メンツはいぶし銀のベテラン勢から若手ホープ勢で実力者が揃います。
日本人選手としてはシングルス予選に杉田祐一、ダブルス本戦にマクラクラン勉が出場します。
2020 大会ドロー
男子シングルス
PDFファイルを画像表示しています。画像下部よりページ送り・拡大・縮小ができます。
draw-ms-2020nur-sultan-r
男子ダブルス
マクラクラン勉がF.スクゴールとペアで出場します。
2020 大会の展望
上位シードの陣容・動向
今大会、男子シングルスの上位シードは次のとおり。
- B.ペール
- M.ケマノビッチ
- A.マナリノ
- J.ミルマン
- T.サングレン
- A.ブーブリック
- T.ポール
- J.トンプソン
比較的年齢的に高めのシード勢です。ただ、ノーシード勢とも実力は伯仲しているはずなので結構アップセットが多いかもしれません。
見どころなど
まだ予選結果が確定していませんが、1回戦でも面白そうな対戦が多くあります。
F.デルボニス vs M.ククシュキン
M.マクドナルド vs A.ブーブリック
T.ポール vs S.トラバグリア
F.ティアフォー vs C.ムテ
ATP上部ツアーとしては珍しい地域の大会ですが、地元のククシュキンやブーブリックは気合も入っていることでしょう。
白熱した試合が期待できる暫定ツアーです。
テレビ放送・配信予定など
現時点で国内向けでは放送・配信の予定は発表されていません。
2020 大会結果
男子シングルス
日本人選手
杉田祐一
1回戦〇:vs D.ジュムール 61 57 64
2回戦●:vs A.マナリノ 16 16
準々決勝
M.ククシュキン vs E.ルースプオリ
過去のツアー対戦成績:0-0
36 16
E.ゲラシモフ vs F.ティアフォー
過去のツアー対戦成績:0-0
67 75 57
T.ポール(7) vs J.ミルマン(4)
過去のツアー対戦成績:0-0
76 46 67
A.マナリノ(3) vs M.マクドナルド
過去のツアー対戦成績:0-0
61 64
準決勝
J.ミルマン(4) vs F.ティアフォー
過去のツアー対戦成績:2-1
36 64 64
E.ルースブオリ vs A.マナリノ(3)
過去のツアー対戦成績:0-0
57 26
決勝
A.マナリノ(3) vs J.ミルマン(4)
過去のツアー対戦成績:0-2
57 16
2006年のプロ転向から苦節14年。最後のポイントは微妙な判定となりスッキリとはいきませんでしたが、31歳のミルマンが嬉しいツアー初優勝。
男子ダブルス
日本人選手
マクラクラン勉/F.スクゴール
1回戦〇:vs M.ミドルクープ/H.ニース 76 67 12-10
準々決勝〇:vs A.シッタク/S.アールンツ 63 76
準決勝●:vs L.サビル/M.パーセル 64 36 5-10
決勝
S.ヒレ/J.フリーゲン(1) vs L.サビル/M.パーセル
75 63

(補)大会出場の流れ
エントリーからドロー発表、出場に至るまでのおおまかな流れを、用語とともに説明します。
※ 尚、細かいルールについては、シーズン、大会ごとに異なる場合もあります。
エントリーリスト
通常、各大会の6週間前に発表される、その時点での大会出場者リストです。
参加表明している選手のATPランキング順に出場が決定され、大会の出場枠にそのまま収まる(出場できる)ことを本戦ダイレクトイン、ストレートイン、または(DA)ダイレクト・アクセプタンスと表現します。
オルタネイト枠(A)
ダイレクトインに届かなかった選手の、いわゆるキャンセル待ちの枠です。
ワイルドカード枠(WC)
大会主催者側の推薦枠で、ランキングの低い大会地元の若手がチャンスを与えられて入ったり、タイミングの都合でエントリーしていなかった上位人気選手が招請されて入ることもあります。
プロテクトランキング(PR)
故障などで6ヶ月以上渡りツアーを離れなければならなかった選手が、復帰の際、その故障時点でのランキング(厳密には3ヶ月の平均値)を大会エントリーに生かすことができる救済措置の権利のことを言います。
復帰から9ヶ月間限定で、ワイルドカードを除く8大会に利用できます。
ラッキールーザー(LL)
予選開始後に本戦に欠員が生じた場合、補充のために設けられる特別枠で、予選出場者に限られます。ここでも、予選最終ラウンドの敗者の中からのランキング上位者が優先されます。
ドロー
トーナメント表をドローと呼びます。
上記の条件を元に調整され、日程にして本戦の2,3日前に発表されます。
そして予選ドロー調整の後、間もなく予選が開始されます。