愛知県名古屋市緑区 大高緑地テニスコート Odaka-Ryokuchi Tennis Court
大高緑地(おおだかりょくち)テニスコートは、名古屋市緑区の「大高緑地」という広大な都市公園(広域公園)の中にある公営テニスコートエリアです。
大高緑地の計画公園面積は121.20haにも及び、1963(昭和63)年の開園以降も順次拡大、供用され続けています。
愛知県名古屋市緑区 | |
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位置 | 愛知県西部 |
面積 | 37.91k㎡ |
人口 | 約24万8千人 |
隣接都市 | 愛知県:名古屋市南区、天白区、大府市、東海市、豊明市、日進市、愛知郡東郷町 |
施設概要
大高緑地は、愛知県でも有数の大きな公園で、昔から名古屋市の小学校の遠足などにもよく利用されています。
大高緑地は、大若草山の芝生広場を中心に、ゴーカートが走る交通公園や、ボート、ベビーゴルフ場など、遊びが充実しています!ボートが浮かぶ琵琶ケ池は四季を通じて多くの人が訪れます。大小2つの変形プールをもつ水泳場、全天候型テニスコート14面、野球場3面、花木園、桜の園、児童園、和風庭園(四季の園)など1日たっぷり楽しめます。
大高緑地ウェブ
画像引用:大高緑地 公式web
大高緑地には主に以下のような施設があります。
- 交通公園
ゴーカートコースなど
面積:25,000㎡ - 水泳場
4槽 収容人員 約5千人
面積:18,825㎡ - 野球場
3面 軟式野球、ソフトボールなど
面積:22,600㎡ - ベビーゴルフ場
18ホール
面積:511㎡ - デイキャンプ場
4,700㎡ - ディノアドベンチャー名古屋
2016(平成28)年にオープンした恐竜のテーマパーク、随時拡張中。 - 琵琶ヶ池
ボート乗場 - 芝生広場
- 多目的広場
- 健康広場
- テニスコート
園内はアップダウンにも富み、遊歩道や散策路も充実していることからジョギングで汗を流す人々も多く、世代に関わらず1日中遊べる公園として長く親しまれています。
アクセス
〒459-8001 愛知県名古屋市緑区大高町長根
クルマ |
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公共交通機関 |
但し、上記はテニスコートエリアまでの所要時間ではありません。 |
テニスコート
サーフェス・面数 | 屋外ハードコート14面 |
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ナイター設備 | 無し |
テニスコートエリアもやはり広大で、前述のようにテニス専用の広い駐車場も用意されています。
逆に言えば、他エリアとの行き来もクルマ利用に頼らねばならないということで、コートから比較的近い総合管理事務所でも歩けば移動に5分以上はかかります。
クルマの方は先ず総合管理事務所まで乗り付けて受付を済まし、テニスコート専用駐車場まで移動するのが正解です。
テニスコートエリアは4区画に分かれ、4面エリアが2区画、3面エリアが2区画となっています。
各区画のコートも余裕のある配置で、簡易ながら一部観覧席スペースもあります。
サーフェスはすべて全天候ハードコートで、よく整備はされています。
各区画の端のコート(1.3.4.6.7.10.11.14)のみ屋根付きベンチがあり、全コートに審判台が設置されています。
残念ながらナイター施設はなく、クラブハウスや専用駐車場の利用も17:00までと、最終時間利用者は忙しくなりますので気をつけてください。
テニスコート専用のクラブハウス(施設利用受付はここではなく、総合管理事務所です)も基本無人ですがなかなか立派で、飲料自動販売機のある待合室に、トイレ、更衣室、シャワー施設も備えられています。
先に述べた総合管理事務所は、交通公園に隣接していて、無料休憩所や軽食堂(駄菓子屋のような懐かしい雰囲気で、おでんやラーメンなども販売されています)もあります。
ただ、繰り返しますがテニスコートエリアから歩くとそこそこありますので、やはりプレイ途中の補給の事前準備はあったほうが良いでしょう。徒歩のお好きな方にはアップダウンも多く景色も良いそれらの道程は魅力かもしれませんが…。^^;
園内は緑も多く、遊び場所もふんだんにありますし、園外周辺にも大小の史跡丘陵地(戦国時代には一帯が戦場となりそれら丘陵地が砦(とりで)や城として使用されていたとされる)が点在していますのでちょっとした観光にも楽しめる環境です。
問合せ:
大高緑地 052-622-2281
予約:
ネットあいち
当日であれば電話予約も可能です。
各施設には、個別の利用条件などがありますので、都度運営元機関にご確認ください。
●テニスコート全景
●テニスコート全景
●コートエリア中央通路
●通路からの入口(1,2,3番コート)
●クラブハウス 駐車場側より
●クラブハウス掲示板
●クラブハウス1階待合スペース
●クラブハウス内プライベートルーム入口
●専用駐車場
●専用駐車場入口
17:00に閉門されるので注意。
●交通公園表側
写真中央の大人が立っているところが管理事務所入口です。
●総合管理事務所入口
愛知県のテニスコート
テニスコートの運営種別について
公営テニスコート
国営・県営・市営・町営など、公有地をテニスコート施設として運営している形態のものです。
公共サービスの一環として運営され、もっとも一般的で、一般の方でもなじみのあるテニスコートだと思います。
金額も格安で、単位時間は様々ですが、だいたいが1面1時間あたり300円~1,000円の範囲だと思います。
ほとんどの場合、抽選形式でコート予約をすることになりますが、各自治体、各コートによって申込み、利用、支払いなどのルールは異なります。
誰であれ登録すれば利用できる施設もあれば、その自治体に住所か勤務地がないと利用できないケースや、利用はできても利用料金が異なるケースもよく見られます。
現在はネット予約・抽選の方法が幅広く利用されるようになっていますが、その前提条件としてのルールを事前によく確認して利用するようにしましょう。
民営テニスコート
単に一般の方や企業が私有地テニスコートを商用として貸し出ししているケースはほとんどないと思います。
団体と継続的な契約でも結べない限り、スペースと運営費を考えても面貸しだけの事業化は困難と言えます。
民営の場合は、テニススクールの一定時間の面貸しや、ホテル、ペンション、旅館など宿泊施設の施設としての面貸し、或いは企業の福利厚生として従業員のために貸し出しているケースなどがほとんどだと思います。
企業の福利厚生利用施設以外は、利用者の制限はあまりないものの(スクール生のみの貸し出しというスクールもありますが)、費用は割高になることが多く、1面1時間あたり1,500円~3,000円ほどにはなると思います。
テニスは、天候にも左右され、また、一人ではできない(壁打ち、サーブ練習を除く)ものなので、コート予約や、人集めなどサークルや複数の人との協力が必要なスポーツです。
逆にだからこそ、雑多なことも含め、年齢や性別、それぞれの立場を超えた社会性も養えるスポーツであると、前向きにとらえて楽しむことも重要ではないでしょうか。