2016 全仏オープン 3回戦 錦織×ベルダスコ プレビューほか【2016全仏】

テニス 2016 全仏オープン
3回戦 錦織×ベルダスコ
強靭なフィジカルに支えられたスペイン勢の猛者たち

グランドスラム 全仏オープン
パリ/フランス
2016.05.22 – 2016.06.05
French Open, Roland Garros
Paris, France

いよいよ2016年全仏オープン3回戦。錦織圭はスペインのF.ベルダスコとの対戦を数時間後に控えます。

2016全仏オープン
男子シングルス3回戦

錦織圭(5) vs F.ベルダスコ

この3回戦、ノーシードの格下だし万が一にも負けないようなことを書いたマスメディア記事も目にしましたが、数年来のテニスファンであれば目を疑ったことでしょう。
馬鹿言っちゃいけない」。

スペインの豪腕ベルダスコ。今大会はノーシードとはいえ、その存在感はいまだ色褪せません。と言うか、完全無欠な迷惑ノーシードです。

  • ランキングのキャリアハイは7位
  • レフティ
  • ストロークもボレーも穴がない
  • 無尽蔵のスタミナ
  • 豊富な経験と強いメンタル
  • 生粋のクレーコーター

上記のどこに楽勝要素があるのでしょうか。
あの丸太のような左腕から繰り出されるフォアハンドは、スピードも回転も一級品。
錦織も好調ですが、ベルダスコの体調に問題なければ、はまったときの爆発力は十分脅威です。

錦織ファンとしてはどんな試合でも安心して観たいと思うのはやまやまですが、赤土のグランドスラム3回戦にふさわしい、良い試合を期待します。

[追記:2016/05/28]
結果は錦織から63 64 36 26 64での勝利。
案の定、フルセットの大激戦^^;

さて、ベルダスコについてひとしきり煽りましたが、個人的に気になったので現在のスペイン勢について整理してみました。

そもそも、私、個人的にスペインテニスは大好きです。あの力強さ、泥臭さ、ハードワーク、どれも私に無いモノだから ^^;
現時点でのツアーで男子シングルスランキング100位以内に限ると以下のスペイン勢のメンツが並びます。

  • R.ナダル (29歳 5位 最高1位)
  • D.フェレール (34歳 現11位 最高3位)
  • R.B.アグート (28歳 現16位 最高17位)
  • F.ロペス (34歳 現23位 最高12位)
  • P.カレノブスタ (24歳 現43位 最高43位)
  • N.アルマグロ (30歳 現49位 最高9位)
  • G.ガルシア=ロペス (32歳 現51位 最高23位)
  • F.ベルダスコ (32歳 現52位 最高7位)
  • A.ラモス (28歳 現55位 最高38位)
  • M.グラノリェルス (30歳 現56位 最高19位)
  • T.ロブレド (34歳 現74位 最高5位)
  • A.モンタニェス (35歳 現98位 最高22位)

改めて壮観です。ナダルを筆頭に本当に骨っぽいプレイヤーがずらりと並びます。大会ではこのうちの誰と当たってもうんざりするようなメンツです(特にクレーコート)。
また、現在は100位以下にランキングを落としていても実績十分な強者もいます(P.アンドゥハー、D.ムノス デ ラ ナバ 等々)。

彼らに共通した特徴はなんと言ってもフィジカルの強さ。主にクレーコートで幼少時から鍛えられたディフェンス力は圧倒的でさえあります。

ただ、一覧してみて気になるのが年齢の片寄り…。
十代ではじめて全仏を制した「クレーキング」ナダルもこの投稿の数日後には30代に突入。
現代プロテニスも科学的トレーニングや栄養学の発達のおかげで長寿命化が進んでいるとはいえ、ヤング層の台頭がちょっと物足りないのもいまのスペイン勢の特徴でしょうか。

スペイン兄貴たちが強すぎるからか?
また別の機会にも考察してみたいと思います。