ブリスベン国際 祝!錦織 長かったツアー12勝目までの道(2019ブリスベン)

錦織圭が、2年11ヶ月ぶりのツアー大会優勝 決勝9連敗でストップ!

2019開幕大会、ブリスベン国際(ATP250)の初タイトルを勝ち取りました。

聞くのも、口にするのも嫌だった決勝での連敗の話題、もう、昔話になりました。

気兼ねなく、ネタ話にもできます。

なんだかんだ、やはり優勝は良いものです。

モヤモヤが吹き飛びますね。

嬉しさ爆発なのですが、どこかほっとしています。

2019ブリスベン国際 決勝
錦織圭 vs D.メドベージェフ
64 36 62

どうしても、我々ファンは、しばらく決勝で勝てていないことが頭に焼き付いているせいか、錦織の出だしが悪いだけでとてつもなく嫌な予感に囚われてしまいます。

特に、今回の相手、メドベージェフには、ちょっと前の、あろうことかホームの、ジャパンオープンの決勝で煮え湯を飲まされているからでしょうか。

または、今大会の準々決勝、準決勝とあまりに試合がうまく行き過ぎていたせいもあるかもしれません。

第1セット第2ゲームに被ブレイク、サーブもしっかりとキープされいきなり0-3。

この時点で半分涙目になりながら呆然とする我々(私だけか)でしたが、なんとなく救われたのが、ベンチの錦織が悄然としておらず、冷静で締まった表情を崩していなかったことでした。

恐らく、自身の調子がこれまでの試合と変わらず悪くないことを確信していたからだと思います。

第4ゲームからは、サーブも修正し、振り切ったファインショットが出始めます。

そして、あれよあれよと怒涛の5ゲーム連取!

SFSの第10ゲームもラブゲームで締め、待望のセット先取です。

遂に優勝できる、かもしれない。

トラウマの抜けきれない我々(私だけ?)は、恐る恐る思いを馳せます。

第2セット、錦織の好調は続きます。

リターンゲームでも積極的に攻め、メドベージェフを押し込みます。

が、さすがメドベージェフ、受身になりながらも最要所で好サーブを放ち、なかなか崩れず、本当に辛くもサービスゲームをセーブします。

若くしてこの精神力、これこそが彼の最大の武器でしょう。

そして、チャンスをいくつも逃していると流れは変わってくるものです。と言うか、メドベージェフ側から言えば、ピンチをいくつも凌いでいればチャンスも必ずやって来る。と言うのがこの場合正しいかもしれません。

いきなり、第8ゲームに分岐点、ブレイクポイントを掴んだメドベージェフが一発でブレイクをモノにします。

セット全体ではほぼ押し込んでいた錦織が、たった一つのブレイクポイントをさらわれました。

ファイナルセットに突入です。逆転負けは、ほんとにほんとに勘弁して欲しい。

スポーツというもの、勝負というもの、テニスというものの恐ろしさよ。

ファイナルセット、錦織も、ほんの微かに、気落ちもあったと思います。

サービスゲームとなった第1ゲームでは2本のダブルフォルトを犯し、ショットも精彩を欠きます。辛くもキープしましたが、気持ちも上がり気味のメドベージェフは第2ゲームもラブゲームでサービスキープ。

第3ゲーム、不運なコードボールインも決められ、さらに錦織はショットのブレが出始めています。しかも、生命線であるバックハンドのダウンザラインが特に大きく。

0-30 本気でヤバい流れです。

精度高く、ソリッドなショットを続けるメドベージェフとの息詰まるラリー展開も紙一重で奪い、サービスエースも出て30-30。

そして2ndからのまたしてもハードラリー、ここで、WOWOW解説の村上武資さん曰く、「勇気を持って打ったバックハンド・ダウンザライン」、からの見事なフォアハンドウィナー。

私の目にもわかりました。

ブレが起きているバックハンドストレートを、この場面でハードヒットできる勇気と感性。

私でなくとも、リアルタイムで観ていて、少しテニスがわかる(できる)人であれば、あの場面でどんなに難しいショットだったかわかると思います。

そして、次のラリーも、修正の成ったショットで押して結果、ファインキープ。

この第3ゲームで自己修正をやってのけ蘇った錦織、その後の展開は天秤が傾き、メドベージェフの集中が切れるのを見逃さず3ゲーム連取(内2ブレイク)。

第7ゲームのメドベージェフの力を振り絞っての逆襲(被ブレイク)もありましたが、第8ゲームは錦織らしく、リターンゲームでの再逆襲0-40のチャンピオンシップポイント。

決着は、バックハンドのパッシングウィナーでした。

お互い、持ち味も出せた良い勝負でした。

また、わかっていたことですが、メドベージェフは強い。そしてこの敗戦も糧にしてまだ強くなるでしょう。

それにしても、錦織くん、生みの苦しみというか、勝つことの大変さをわかりやすく、また感動的に体現してくれること。

そして、過去も含めて色々な要素を織り交ぜ、繋ぎ合わせて、本当に良く出来たドラマのようなストーリーを我々に見せてくれます。

何度も言っていることですが、この時代に、この錦織のいるテニス界をみせてもらっていることに改めて感謝したい。

ほっとしたのも束の間、シーズンは始まったばかりです。

今季、4連勝の、まだ無敗!(ダブルスで負けましたが…笑)

特に理由はありませんが、11連勝まで見たい!

マッチサマリー
メドベージェフ 錦織
54% 1stサーブ in 57%
8 エース 3
6 ダブルフォルト 3
25 ウィナー 20
38 アンフォースドエラー 30
3/6 ブレイク 5/15
43% 2ndサーブ won 52%
83 トータルポイント 94

エラー判定が多めですが、攻撃ミスも多分にあったと思います。

また、お互いのファインショットでエラーさせられることも多々ありました。

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