2018トロント(ロジャーズ・カップ)もいよいよ佳境です。
日本時間の8月10日現在、ベスト8の顔ぶれが出揃いました。
既に錦織は敗退していますが、なんだかんだ今大会もここまで話題豊富で、QFも面白い組み合わせになっています。
それぞれの激突ももう間もなくですが、急ぎプレビューと、せっかくなので強引なBonJin予想もつけておきます。
R.ナダル vs M.チリッチ
ナダルは、3回戦でS.ワウリンカを降してのQF進出です。
ストレート勝ちではありましたが、ワウリンカはさすがに手強く、紙一重と言って良いほどの接戦でした。
ワウリンカも故障明け間もなく、なかなか本来の力を出せていませんでしたが、強豪との対戦を重ねて、どうやらこのトロントできっかけを掴めそうです。
特にこの試合では、彼らしいバックハンドのスーパーショットも随所にみられました。
チリッチもD.シュワルツマンからストレート勝利をもぎ取りこの場に立ちました。
決して、好調時のサーブではありませんでしたが、計5ブレークしての勝利です。
シュワルツマンも2ブレイクするなど、スコア差ほど一方的には感じらない試合でしたが、ストローク力も安定感の増してきているチリッチが勝ちきりました。
さて、ナダルとチリッチです。
対戦は意外に少なく、過去7戦、ナダルから5勝2敗です。
チリッチの1勝目は、初対戦の2009北京まで遡りますが、直近では2018全豪オープンのQFで価値ある久々の勝利(ナダルが5thセット途中の故障リタイヤ)を挙げています。
差は縮まっていることは間違いありませんが、現時点での総合力では僅差ながらまだナダルが優勢と思います。
R.ハーセ vs K.カチャノフ
緒戦で錦織を退けたハーセが、D.シャポバロフを倒して上がってきました。
ハーセは、結局、好調なんですね(J.M.デルポトロが棄権するなど運もあり)。
カチャノフも実力をつけてきました(私の中ではもともと将来性トップ3内に入る選手です)。
3回戦のJ.イスナーからの勝利も自信に繋がったと思います。
この2名は初対戦となります。
わたし的には、今回は豪腕カチャノフの勝利予想です。
G.ディミトロフ vs K.アンダーソン
F.ティアフォーとの激戦を制したランキング5位のディミトロフと、I.イワシカを降した6位のアンダーソンとの対戦。(杉田祐一を破ったイワシカ、彼も強かったですね。少し救われた思い。)
過去対戦はディミトロフから6勝1敗、各試合接戦ではありますが、意外なほど数字には差があります。
但し、両者の対戦は、直近でも2016ストックホルムですから、ディミトロフにとっても、昨年来トップ10に名を連ね、すっかり貫禄もついてきた今のアンダーソンは脅威だと思います。
今回はアンダーソンに1票。
S.チチパス vs A.ズベレフ
D.メドベージェフをストレートで破ったズベレフと、赤丸急上昇中のチチパス。
先週2018ワシントンD.C.の初対戦に続き、2回目の顔合わせです。
前回は同大会覇者ズベレフの勝利でした。
若者同士の潰し合いになってしまいますが、これもドロー運、仕方がありません。
そして、今大会、チチパスはなんと、ティーンエイジャーにして、2018ウィンブルドン王者のN.ジョコビッチをフルセット撃破して上ってきました。
完全復活目前のジョコビッチ相手に、勝ち方も隙のない、見事なものです。
この試合は、とりあえず、マスターズに滅法強いサーシャがとるとは思います。
が、しかし…。
時間も迫っていますので今回のプレビューと予想はこの辺で。
いま、20歳前後の世代が続々と台頭してきており、間違いなく、世代交代のうねりがみられます。
ちょっと予想が難しくなってきました。
この大会、試合だけでなく、今後のATP戦線についても。
少し、緊張感さえ覚えているのは私だけでしょうか。
