2018全米オープン・シリーズは真っ盛りを迎えています。
日の丸勢男子選手の直近のまとめと、間もなく始まる2018トロントマスターズ(ロジャーズ・カップ)の展望など。
錦織圭
先の、2018ワシントンD.C.では、錦織は、3回戦で強敵D.シャポバロフを圧倒しての準々決勝に進出しましたが、準々決勝で第1シードのA.ズベレフ(サーシャ)に、63 16 46の敗戦を喫しました。
サーシャ戦は、それほど調子自体は悪いようには見えなかったのですが(試合中痛み止めの服用もありました)、力負けだったように思えます。
一方、大会連覇を目指すサーシャは、前日の3回戦では実兄のM.ズベレフとのツアー初対戦に勝利するなど、勝つこと以外に考えられないようなモチベーション・ハイの状態での準々決勝でした。
サーシャは、この勝利に続く準決勝のS.チチバス戦、決勝のA.デミノー戦もストレートで一蹴。
結果、失セットは錦織との準々決勝のみのビクトリーロードとなりました。
私、個人的には、錦織にとってはまずまずの北米シーズン序盤戦だったとは思います。
故障復帰以降、体調的には最低限の維持はできている様子ですし、各タイトル争いに絡めてきているので悪くはないのかなと。
ウィンブルドン直後にもツイッターで述べましたが、今シーズンの残りは、マスターズを何とか一つ制覇してもらって、全米とその他のツアーはベスト8で十分だとも、私は思っています。
ランキング、体調を整え、来シーズンの大活躍に期待するというのは甘い考えでしょうか。
そして、トロントマスターズの緒戦は、単ランキング39位のベテラン、R.ハーセです。
対戦は錦織から1勝0敗(2011上海マスターズ)ですが、気の抜ける相手ではありません。
そしてハーセを突破しても次はJ.M.デルポトロの可能性…。
デルポトロとしても序盤で錦織と当たることは迷惑この上ないでしょうが、それにしてもドロー運…。
いやいやネガティブにならずに応援しましょう。
トロントで活躍できればポイントも切り取り次第。
デルポトロ粉砕ついでにMS初制覇!
得意の夏、ハードコートでの躍動を観たいものです。
杉田祐一
2018ワシントンD.C. 1回戦ではランキング200位以下のB.ミロットに36 26のストレート敗戦。
今年は研究もされてきていて苦戦が続いている状況ですが、試合前から少し表情も冴えないのが気になります。
また、シーズン序盤から右腕の大きなサポーターも装着し続けていることから、軽い故障も危惧されます(故障の公式情報は見当たりませんが…)。
体調、メンタルともに今は辛抱のときなのでしょう。
頑張って欲しい。まだまだ行ける!
トロントマスターズは本戦間もなく、1回戦第1試合登場、相手は予選勝者で125位のI.イワシカ(過去、杉田から1勝0敗)です。
西岡良仁
故障休養でのランキング降下の影響に未だ苦しみながらも、この人は気を吐いています。
直近のロス・カボスでは、1回戦のG.エリアス、2回戦ではT.フリッツを次々と撃破。
準々決勝では、同大会で優勝することとなるF.フォニーニに敗れましたが、存在感を見せました。
つい先ほど、トロントマスターズの予選を勝ち抜き本戦入りを決めました。
スケジュールもハードで、ヨッシーも今シーズンの正念場です。
プロテクトも無くなりますが、調子を上げてきた今、ランキングポイントがまとまって欲しいところ。
但し、1回戦、P.カレノブスタ!
う~ん、頑張れ!
ダニエル太郎
今、結構ノッています。※トロントは不出場です。
昨日付けのランキングでは78位とキャリアハイをマークしました。おめでとう!
キッツビューエルでは1回戦で第7シードのJ.L.ストルフ、2回戦でもL.ヂェレを破りました。
続く準々決勝では、惜しくもJ.ムナルに競り負けましたが良い試合が続いています。
ダニエルはその前週のグシュタードでもベスト8の好成績、攻撃的スタイルも少しずつ板についてきて自信を深めているようです。
ポテンシャルはまだまだあります。恵まれた体躯を今後にしっかり生かして、現時点を最低限の平常運転にして欲しいと願うばかりです。
