
岐阜県海津市 海津テニスコート
海津(かいづ)テニスコートは、岐阜県海津市(かいづし)の公営テニスコートエリアです。
海津市役所庁舎及び、海津グラウンド、海津武道館と接しており、市民のスポーツ振興の場所となっています。
海津市は岐阜県南西部にある人口3万人ほどの市で西濃と呼ばれるエリアにあり、愛知・岐阜・三重の接する境界近くに位置します。
東海エリアの3大河川(木曽川・長良川・揖斐川)に挟まれた地域で、平地はほぼ海抜0メートル地帯です。
施設概要
海津テニスコートは4面ありますが、フットサルコートとしても利用できるようになっています(フットサルコートの場合は2面となる)。
先述したように、海津市役所・海津グラウンド・海津市武道館とともに施設が連動しており、駐車場も共有となります。
- 海津グラウンド
野球場・陸上競技場として多目的に利用されます。 - 海津市武道館
屋内で、剣道場・柔道場などの利用になります。
アクセス
〒503-0654 岐阜県海津市海津町高須515
| クルマ |
|---|
| 駐車場 普通車(無料・市役所ほかと兼用) |
| バス |
|---|
| ・海津市バス ・名阪近鉄バス 「海津市役所」停 スグ |
テニスコート
テニスコートエリアは海津市の市街地にあり、グラウンドと中学校の敷地に挟まれた開放的な空間です。民家は少し離れていて、田園も残るのどかな環境です。
サーフェスはオムニコートで4面ありますが、先述したように全面フットサルコートと兼用になっていて、A・B面のみテニスネットが常設されています(C・D面はテニス使用時のみテニスネット設置が必要で、サーフェスにフットサル用のラインも引かれています)。全体的に開放的で通路兼用の客席もあるなど視認性も良く整備されたコートエリアです。
ナイター施設も完備されており、すべてのコートが夜間利用可能です。
すべてのコートにはベンチが設置されていますが、審判台はA・B面のみ常設で、C・Dコートは必要に応じて設置することとなります。
テニスコートエリアの北側に海津市武道館があり、外部から兼用のトイレがあります。
周辺の徒歩圏内には飲食店は散在している程度で、できれば飲食の用意はあったほうが無難だと思います。
利用料金は市内・市外在住者等で異なりますが、電話での仮予約もできるとのことです。
海津市は周辺にちょっとした観光地・温泉などもあるので、市外の方もテニスの傍ら小旅行を楽しんではいかがでしょうか。
問合せ:
海津公民館「文化センター」 0584-53-3011
予約:
同上
各施設には、個別の利用条件などがありますので、都度運営元機関にご確認ください。

●テニスコート全景 A・B面

●テニスコート全景 A・B面

●テニスコート全景 C・D面

●テニスコート全景 C・D面

●案内看板
フットサル兼用のルールを表示してあります。

●通路兼客席(写真右側は海津グラウンド)

●トイレ(海津市武道館南側)

●海津市武道館
写真右奥がテニスコートエリア。

テニスコートの運営種別について
公営テニスコート
国営・県営・市営・町営など、公有地をテニスコート施設として運営している形態のものです。
公共サービスの一環として運営され、もっとも一般的で、一般の方でもなじみのあるテニスコートだと思います。
金額も格安で、単位時間は様々ですが、だいたいが1面1時間あたり300円~1,000円の範囲だと思います。
ほとんどの場合、抽選形式でコート予約をすることになりますが、各自治体、各コートによって申込み、利用、支払いなどのルールは異なります。
誰であれ登録すれば利用できる施設もあれば、その自治体に住所か勤務地がないと利用できないケースや、利用はできても利用料金が異なるケースもよく見られます。
現在はネット予約・抽選の方法が幅広く利用されるようになっていますが、その前提条件としてのルールを事前によく確認して利用するようにしましょう。
民営テニスコート
単に一般の方や企業が私有地テニスコートを商用として貸し出ししているケースはほとんどないと思います。
団体と継続的な契約でも結べない限り、スペースと運営費を考えても面貸しだけの事業化は困難と言えます。
民営の場合は、テニススクールの一定時間の面貸しや、ホテル、ペンション、旅館など宿泊施設の施設としての面貸し、或いは企業の福利厚生として従業員のために貸し出しているケースなどがほとんどだと思います。
企業の福利厚生利用施設以外は、利用者の制限はあまりないものの(スクール生のみの貸し出しというスクールもありますが)、費用は割高になることが多く、1面1時間あたり1,500円~3,000円ほどにはなると思います。
テニスは、天候にも左右され、また、一人ではできない(壁打ち、サーブ練習を除く)ものなので、コート予約や、人集めなどサークルや複数の人との協力が必要なスポーツです。
逆にだからこそ、雑多なことも含め、年齢や性別、それぞれの立場を超えた社会性も養えるスポーツであると、前向きにとらえて楽しむことも重要ではないでしょうか。

