
画像引用: 大会公式ウェブサイト
テニス 2021 ウィンブルドン選手権 大会概要・エントリーリスト
2021.06.28 – 2021.07.11
グランドスラム
ウィンブルドン選手権
ロンドン/イギリス
Grand Slam
The Championships Wimbledon
London, Great Britain
2021年ウィンブルドン選手権の大会概要、エントリー(出場選手)、チケット、テレビ放送・配信予定などの情報です。
[追記:2021/06/24]
エントリーリストを最新版に更新しました。
杉田祐一が本戦入りしています。
[追記:2021/06/25]
ドロー発表。記事をアップしました。
2021 ウィンブルドン選手権 ドロー発表/展望/結果【2021全英】
昨年のこの大会は、新型コロナウィルス(COVID-19)禍の影響で中止となりました。
現時点でのイギリスの新型コロナウィルスの新規感染状況は、ワクチンの成果か週平均でも1日千人台と比較的落ち着いています。
同国は昨年末頃から今年初めにかけて感染爆発。ピーク時には1日7万人弱という新規感染者が発生し危機的状況に陥っていましたが、2月以降は減少傾向に入りました。
大会ドロー(トーナメント表)は、発表あり次第別記事投稿します。
尚、ドロー記事については若干女子部門も取り上げます。

2021 大会概要
ウィンブルドン選手権は、イギリスのロンドンで開催されている男女共催のグランドスラム大会(四大大会)です。
サーフェスはグラス(天然芝)で、クッション性があるものの表層が滑るため球足は速く不規則で、ビッグサーバー有利と言われています。
ご存知の方も多いとは思いますが、日本で言われる「全英オープン」というのは便宜上の呼称で、シンプルに「The Championships」というのがこの大会の現在の正式名称です。
直訳すると「選手権」。まさに、名称だけとっても世界随一という自負がみられますが、元々は「The Lawn Tennis Championships On Grass」と呼ばれていました。
また、ウィンブルドン選手権は、「テニスの聖地」と呼ばれる「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」を会場としており、その大会運営方式も、ミドル・サンデーの休養日があったり、白いウェアの着用義務があったりと、グランドスラム大会の中でも最も伝統と格式を重んじる大会となっています(2022年大会よりミドル・サンデーは無くなるということです)。
更に、会場コートに関しても、いわゆるメインコートを「センターコート」とシンプルに呼ぶほか、以下第1、第2と番号のみのコート名が付けられていて、他の会場のように愛称や広告主名などはありません。
しかも、このセンターコートに限れば、原則として1年に1度、このウィンブルドン大会期間で使用されるのみという徹底ぶりです(2012年のロンドン五輪・テニス競技では例外的に使用されました)。また観客に対しても、チケット発行のルール(オフィシャル販売エージェントは2社のみで、IDチェックと引き換えの現地チケット発行が原則)や、ドレスコード要請もあります。
因みに予選は、本戦会場から少し離れたイングランド銀行スポーツセンターのコートで行われるため、本戦に出られない選手は会場すら入れないという厳しい格差も受け入れなければなりません(新型コロナ禍の対策のためにこのルールは変更になるかもしれません)。
ウィンブルドン選手権の男子シングルスの歴代最多優勝回数記録は、単独でR.フェデラーの8回(2003、2004、2005、2006、2007、2009、2012、2017)。同、最多連続優勝記録もフェデラーの5連覇(同数にB.ボルグ)。フェデラーが芝の皇帝と言われる所以です。
また、この大会は、2003年のフェデラー優勝以降2019年までの17年間、BIG4(R.フェデラー、N.ジョコビッチ〈5回〉、A.マレー〈2回〉、R.ナダル〈2回〉)以外の優勝者がない大会でもあります。恐るべし、BIG4…。
ウィンブルドン選手権
大会グレード
グランドスラム
期間
2021.06.28 – 2021.07.11
開催地
ロンドン/イギリス
会場
オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ
賞金総額
GBP ー
コートの種類
屋外グラス(天然芝)
シングルスドロー数
128
ダブルスドロー数
64
シングルス過去優勝者
2020 開催中止
2019 N.ジョコビッチ
2018 N.ジョコビッチ
2017 R.フェデラー
2016 A.マレー
2015 N.ジョコビッチ
2014 N.ジョコビッチ
2013 A.マレー
2012 R.フェデラー
2011 N.ジョコビッチ
2010 R.ナダル
2009 R.フェデラー
2019年の優勝者はN.ジョコビッチ。同大会2連覇、通算5回目の戴冠でした。
決勝は、2015年以来となる、ジョコビッチ vs フェデラーという黄金カード。4時間57分の熱戦の末、ジョコビッチが勝利しました。
2019年 ウィンブルドン選手権 男子シングルス決勝 ハイライト
2019年 ウィンブルドン選手権 男子シングルス決勝 フルマッチ
チケット情報
大会公式ウェブサイト
詳細はまだ明らかになっていませんが、制限付きの可能性が高くなりそうです。
大会公式メディア
2021 エントリーリスト
2021/05/20版
男子シングルス・メインドロー
1 Novak Djokovic 1 1
2 Daniil Medvedev 2 2
3 Stefanos Tsitsipas 4 5
4 Dominic Thiem 5 4
5 Alexander Zverev 6 6
6 Andrey Rublev 7 7
7 Roger Federer 8 8
8 Matteo Berrettini 9 9
9 Roberto Bautista Agut 10 11
10 Diego Schwartzman 11 10
11 Denis Shapovalov 12 15
12 Pablo Carreno Busta 13 12
13 Casper Ruud 14 21
14 Gael Monfils 16 14
15 Hubert Hurkacz 17 18
16 Alex de Minaur 18 22
17 Felix Auger-Aliassime 19 19
18 Cristian Garin 20 23
19 Grigor Dimitrov 21 20
20 Jannik Sinner 23 17
21 Aslan Karatsev 24 25
22 Ugo Humbert 25 33
23 Daniel Evans 26 27
24 Lorenzo Sonego 27 28
25 Nikoloz Basilashvili 28 31
26 Karen Khachanov 29 26
27 Fabio Fognini 31 29
28 Reilly Opelka 32 35
29 John Isner 33 34
30 Cameron Norrie 34 49
31 Alejandro Davidovich Fokina 35 45
32 Taylor Fritz 36 32
Marin Cilic 38 46
Alexander Bublik 39 38
Albert Ramos-Vinolas 40 39
Dusan Lajovic 41 40
Adrian Mannarino 42 37
John Millman 43 43
Filip Krajinovic 44 41
Jan-Lennard Struff 45 42
Benoit Paire 46 36
Miomir Kecmanovic 47 47
Federico Delbonis 48 50
Marton Fucsovics 49 44
Sebastian Korda 50 65
Lloyd Harris 51 51
Tommy Paul 52 53
Kei Nishikori 53 48
Laslo Djere 54 54
Richard Gasquet 55 52
Frances Tiafoe 56 73
Yoshihito Nishioka 57 60
Lorenzo Musetti 58 88
Guido Pella 59 58
Sam Querrey 60 66
Nick Kyrgios 61 56
Jeremy Chardy 62 57
Dominik Koepfer 63 59
Aljaz Bedene 64 55
Marcos Giron 65 82
Vasek Pospisil 66 64
Alexei Popyrin 67 62
Tennys Sandgren 68 67
Jaume Munar 69 80
Pablo Andujar 70 75
Jiri Vesely 71 71
Egor Gerasimov 72 77
Steve Johnson 73 83
(WC) Carlos Alcaraz 75
Jordan Thompson 76 63
Soonwoo Kwon 77 89
Gianluca Mager 78 86
Emil Ruusuvuori 79 74
Ricardas Berankis 80 90
Thiago Monteiro 81 78
Pablo Cuevas 82 102
Jo-Wilfried Tsonga 83 72
Marco Cecchinato 84 104
Corentin Moutet 85 70
Stefano Travaglia 86 76
Ilya Ivashka 87 91
James Duckworth 88 98
Federico Coria 89 94
Feliciano Lopez 90 61
Facundo Bagnis 91 109
Radu Albot 92 79
Gilles Simon 93 68
Norbert Gombos 94 87
Andreas Seppi 95 93
Lucas Pouille 96 85
Salvatore Caruso 97 81
Mikael Ymer 98 101
Yannick Hanfmann 99 92
Roberto Carballes Baena 100 97
Pierre-Hugues Herbert 101 84
Fernando Verdasco 102 105
Kevin Anderson 103 96
Mikhail Kukushkin 106 100
Pedro Martinez 107 99
Yuichi Sugita 110 107
Daniel Elahi Galan 112 103
Philipp Kohlschreiber 115 96 (PR)
(WC) Andy Murray 119
Joao Sousa 120 110
Pedro Sousa 121 111
Dennis Novak 122 108
Juan Ignacio Londero 128 95
(WC) Liam Broady 144
(WC) Alex Bolt 150
(WC) Jay Clarke 230
(WC) Jack Draper 250
Yen-Hsun Lu 624 71 (PR)
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男子シングルス・オルタネイト
1 Taro Daniel 104 112
2 Yasutaka Uchiyama 116 113
3 Carlos Alcaraz 75 114
4 Benjamin Bonzi 118 115
5 Francisco Cerundolo 117 116
6 Mackenzie McDonald 108 117
7 Andrej Martin 111 118
8 Denis Kudla 114 119
9 Damir Dzumhur 126 120
10 Hugo Dellien 130 121
11 Thiago Seyboth Wild 127 122
12 Gregoire Barrere 133 123
13 Andy Murray 119 124
14 Arthur Rinderknech 109 125
15 Bernabe Zapata Miralles 125 126
16 Jozef Kovalik 129 127
17 Christopher O’Connell 131 128
18 Kamil Majchrzak 105 129
19 Juan Pablo Varillas 134 130
20 Andrey Kuznetsov 397 130 (PR)
現時点(2021/05/20)、日本人選手はメインドローに錦織圭、西岡良仁、オルタネイトに内山靖崇、杉田祐一、ダニエル太郎の名前が見られます。
錦織はエントリー順では現時点で48番目。32番目以内に入ってシード獲得はなるか。

テレビ放送・配信予定など
国内向けでは、現時点で以下の放送・配信が予定されています。


