
テニス 2020 サンクトペテルブルクオープン ドロー・展望・結果など
2020.10.12 – 2020.10.18
ATP500
サンクトペテルブルクオープン
サンクトペテルブルク/ロシア
ATP500
St. Petersburg Open
St. Petersburg, Russia
2020年サンクトペテルブルクオープンの出場選手ドロー(トーナメント表)発表・展望・結果、テレビ放送・配信予定などの情報です。
[追記:2020/10/16~]
大会結果など随時更新。
2020 大会概要・出場選手エントリー記事はこちら↓

また、今大会の結果等は本記事後半で追記・更新します(準々決勝・準決勝・決勝など)。
2020年サンクトペテルブルクオープンのドロー(トーナメント表)が発表されました。
全仏オープンがクライマックスを迎えていますが、慌ただしく今大会の異例・新スケジュールで組みなおされたこの大会を含む3大会が間髪を置かずにスタートします。
この大会には、全仏オープンの2回戦で敗れた錦織圭も当初エントリーしていましたが数日前に出場を取り消しました。
錦織は、コロナ対応の新スケジュール大会に多くのエントリーを入れていましたが、全仏オープンで肩の故障が出たということもあり状況が気になるところです。
2020 大会ドロー
男子シングルス
PDFファイルを画像表示しています。画像下部よりページ送り・拡大・縮小ができます。
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男子ダブルス
2020 大会の展望
上位シードの陣容・動向
今大会、男子シングルスの上位シードは次のとおり。
- D.メドベージェフ
- D.シャポバロフ
- A.ルブレフ
- K.カチャノフ
- S.ワウリンカ
- M.ラオニッチ
- B.コリッチ
- T.フリッツ
全仏オープン緒戦敗退のメドベージェフが故郷の大会で再起を図ります。
黄金期を迎えつつあるロシア勢は、ルブレフ、カチャノフも結果を出すべく奮闘するでしょう。
見どころなど
まだ予選結果が確定していませんが、1回戦でも面白そうな対戦が多くあります。
メドベージェフ vs R.ガスケ
J.シンネル vs R.オペルカ
F.ロペス vs B.コリッチ
シャポバロフ vs S.クエリー
ワウリンカ vs D.エバンス
今大会、先述したように錦織圭の離脱もありシングルスの日本人選手の出場は予選を含めてもありませんが、ダブルスにマクラクラン勉が登場します。ペアを組むのはF.スクゴール(当初マクラクランはは錦織とペアを組む予定でした)です。
テレビ放送・配信予定など
現時点で国内向けでは、以下で放送・配信の予定があります。
2020 大会結果
男子シングルス
準々決勝
ベスト8が出揃いました。
本命のメドベージェフは敗れましたが好カードが並んでいます。
各々意外に過去の対戦が少なく、特に驚いたのはカチャノフ – ラオニッチが初対戦であること。
C.ノーリー vs A.ルブレフ(3)
過去のツアー対戦成績:0-0
26 16
S.ワウリンカ(5) vs D.シャポバロフ(2)
過去のツアー対戦成績:1-1
46 57
R.オペルカ vs B.コリッチ(7)
過去のツアー対戦成績:1-0
67 36
K.カチャノフ(4) vs M.ラオニッチ(6)
過去のツアー対戦成績:0-0
16 67
準決勝
A.ルブレフ(3) vs D.シャポバロフ(2)
過去のツアー対戦成績:1-2
46 63 64
B.コリッチ(7) vs M.ラオニッチ(6)
過去のツアー対戦成績:0-1
16 61 64
決勝
A.ルブレフ(3) vs B.コリッチ(7)
過去のツアー対戦成績:0-3
76 64
ルブレフが大会初、ツアー通算6度目のタイトルを獲得。
母国での勝利は格別でしょう。
男子ダブルス
日本人選手
マクラクラン勉/F.スクゴール
1回戦〇 vs M.パーセル/L.サビル 63 62
2回戦〇 vs A.マナリノ/F.マーティン 75 64
準決勝● vs J.メルツァー/E.ロジェバセラン(2) 63 67 7-10
決勝
M.ミドルクープ/M.デモリナー vs J.メルツァー/E.ロジェバセラン(2)
26 67

(補)大会出場の流れ
エントリーからドロー発表、出場に至るまでのおおまかな流れを、用語とともに説明します。
※ 尚、細かいルールについては、シーズン、大会ごとに異なる場合もあります。
エントリーリスト
通常、各大会の6週間前に発表される、その時点での大会出場者リストです。
参加表明している選手のATPランキング順に出場が決定され、大会の出場枠にそのまま収まる(出場できる)ことを本戦ダイレクトイン、ストレートイン、または(DA)ダイレクト・アクセプタンスと表現します。
オルタネイト枠(A)
ダイレクトインに届かなかった選手の、いわゆるキャンセル待ちの枠です。
ワイルドカード枠(WC)
大会主催者側の推薦枠で、ランキングの低い大会地元の若手がチャンスを与えられて入ったり、タイミングの都合でエントリーしていなかった上位人気選手が招請されて入ることもあります。
プロテクトランキング(PR)
故障などで6ヶ月以上渡りツアーを離れなければならなかった選手が、復帰の際、その故障時点でのランキング(厳密には3ヶ月の平均値)を大会エントリーに生かすことができる救済措置の権利のことを言います。
復帰から9ヶ月間限定で、ワイルドカードを除く8大会に利用できます。
ラッキールーザー(LL)
予選開始後に本戦に欠員が生じた場合、補充のために設けられる特別枠で、予選出場者に限られます。ここでも、予選最終ラウンドの敗者の中からのランキング上位者が優先されます。
ドロー
トーナメント表をドローと呼びます。
上記の条件を元に調整され、日程にして本戦の2,3日前に発表されます。
そして予選ドロー調整の後、間もなく予選が開始されます。

男子ダブルス(ATP公式)