尾張温泉(おわりおんせん)東海センター【愛知県海部郡蟹江町】

尾張温泉東海センター 彷徨うBonJin

尾張温泉東海センター
昭和の風情が目一杯残る名湯

尾張温泉東海センター(おわりおんせんとうかいせんたー)は、愛知県海部郡蟹江町にある日帰り温泉施設です。

大きな施設で、「完全な源泉かけ流し(加水なし・加温なし・循環、ろ過なし)」をキャッチフレーズとして昭和時代から長く人気のある温泉です。

付近は名古屋市の西部に接する平地で幹線道路(西尾張中央道・国道1号線など)もほど近く、深山幽谷とは程遠い開けた場所でもありアクセスも悪くありません。

愛知県下で唯一、

日本温泉療法医会名湯百選にも選ばれた治癒効果の高い良泉です。

公式ウェブサイト

因みに、オープンは1963年(かにえ温泉東海ヘルスセンターとして)ですが、当時は温泉は湧出しておらず、オープンから3年後の温泉湧出を機会に1968年には大改装オープンを果たし現在のかたちがあるそうです。改装後は1,500人収容の演芸ホールで歌謡ショーや大衆演劇も行われ、オーナー会社である東海ラジオの収録もされていたそうです。
また、その広大な敷地を利用して尾張温泉観光ホテル、子供向け遊戯施設、佐屋川を利用した釣り堀・貸しボート、ゴルフセンターまで運営していたとのことです(筆者も記憶にある尾張温泉観光ホテルや演芸ホールのイベントは2013年に閉館・終了しています。その他の施設も現存しておらず筆者も記憶にありません)。
また、所在地である蟹江町では、現在でも東海センターと連携して様々な入浴助成事業をおこなっているとのことです。

尚、近隣に併設されている施設に「尾張温泉かにえ病院」「足湯かにえの郷」があり、同じ源泉を利用しているとされますが、資本関係にはないようです。

建物の外観は、前述したように演芸ホールまで備えていたため玄関も広く、当時の大衆演劇の写真なども飾られ当時の面影を忍ばせる雰囲気があります。
そのようなレトロな玄関を入ると広いホールには所狭しと物販会場が広がり、衣類・雑貨からお土産品などが雑然と並んでいます。
売店・食堂スペースを抜けると入浴券の自販機があり、温泉入口へと続きます(フロントという雰囲気ではなく入浴券を受け渡す入口があるだけです)。そして30畳ほどの温泉利用者休憩座敷の傍に男女別の入口があります。

更衣室はいたってシンプルで、100円リターン式のロッカーが男女各250、洗面台が5基、ドライヤーは洗面台とは違う場所にあります(4機)。

浴場の男女入れ替えはなく、造作・規模などはほぼ同等で(岩風呂が基本で、「庭園大浴場」という名称が謳われています)、男女湯の境目に勢いよく源泉が噴き出す滝口が見られます。
ロッカーの数量に示されるように、それぞれの浴場は250名収容ということですが、ざっとの見立てで、内湯・外湯の浴槽に一度に人が行儀よく浸かるならば80~100名ほどは入れそうです。
その大きくて不規則形状の岩風呂はひとつの浴槽ですが場所により温度差ができるように設計されており、「あつい」「ぬるい」と看板で表示されています(源泉の温度が約28℃・50℃と区別されていて併せて温度調節をしているとのことです)。
また一部にはバイブラバスなども設置されています(浴槽の上を渡る橋などでエリアのみ区切られている)。

お湯は無色透明で、単純泉ということですが、適度な軟らかさとぬめりがある良質のお湯を楽しめると思います。

数えたところ22基あった洗い場(カラン・シャワー)にはボディシャンプー・シャンプー・リンスは備付けられていて、それぞれ岩の意匠が良い雰囲気を出しています。
また、カラン・シャワーの湯水も温泉水ということで、身体を洗っていても温泉を楽しめることも地味に秀逸と言えるかもしれません。

山奥でもない場所で良質なお湯が楽しめるだけでなく、雰囲気としてすべてにおいて昭和が漂う(創られた時代感でなく本当に昭和の事物であるところが凄い^^;)施設で、中年から高齢者には懐かしく、若者には物珍しい感覚が得られる貴重な場所だと思います。

筆者個人的に、近い・泉質が好み・リーズナブル・世界観?が面白い…等々で非常に評価の高い温泉施設です。

尾張温泉東海センター 彷徨うBonJin

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温泉概要

温浴施設内容

  • 種別
    日帰り温泉
  • 形態
    男女別浴
  • 内風呂
    あり
  • 露天風呂
    あり
  • サウナ等
    あり(6,7人)
  • その他
    バイブラバス

泉質・効能

  • 泉質
    単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉・低温泉)
    PH値7.5
  • 源泉温度
    高温泉約50.0℃・低温泉約28℃
  • 適応症
    神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、運動麻痺、うちみ・くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
  • 溶存物質
    ー/kg
  • 湧出量
    1,000リットル/分 以上

所在地・アクセス

  • 住所
    〒497-0044 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江新田佐屋川西97
  • 電話番号
    0567-95-3161

無料駐車場 約300台

近鉄蟹江駅からタクシーで7分

料金・営業時間等

  • 料金
    ・大人 620円
    ・小人 260円
    ・4歳未満 無料
  • 営業時間
    13:00~23:00
  • 休館日
    年中無休
  • その他
    回数券あり
    シャンプー・リンス・ボディソープ等の備え付けあり。
    タオル販売あり:270円。

館内設備等(日帰り温泉)

  • ロビー(物販・イベント等常設)
  • 更衣室
  • 待合室
  • 食堂
  • 尾張稲荷大社(屋外)
    温泉の守護神として京都伏見稲荷からご分霊を受けているとのこと。
    御手洗いにも温泉。

周辺観光・レジャー等

  • 佐屋川創郷公園
  • 日光川ウォーターパーク
  • 源氏塚公園
  • 大相撲ストリート
  • 文学散歩道
  • 蟹江川水辺
  • アソビックスかにえ


公式情報など

尾張温泉東海センター 公式サイト

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  • 情報につきましては、各施設の個別の事情で変更になることがありますので利用の際には直接お問合せいただくことをお勧めします。