テニス 2018 ウィンブルドン選手権
錦織圭、ベスト8進出
グランドスラム ウィンブルドン選手権 ロンドン/イギリス
The Championships,Wimbledon London,Great Britain 2018.07.02 – 2018.07.15

とうとう、やっと、テニスの聖地参戦10回目にしてたどり着きました。
ラスト8クラブ
2018 ウィンブルドン選手権 4回戦
錦織圭(12) vs E.ガルビス
46 76 76 61
今大会の3回戦までの錦織の勝ち上がりです。
- 1回戦 vs C.ハリソン 3-1
- 2回戦 vs B.トミック 3-1
- 3回戦 vs N.キリオス 3-0
過去のガルビスとの対戦は、錦織から1勝0敗(2014バルセロナ 準決勝)でした。
緊迫感の途切れない好試合、やはりガルビスは、現ランキングの数字などまったく当てにならない強豪でした。
彼もまた、長いスランプやケガとの戦いを乗り越え、今回は予選から勝ち上がり、見事にかつてのトップ10プレイヤーとしての矜持を見せました。
ガルビスが試合途中、ちょっと足を捻ってしまうなどのアクシデントもありましたが、ともあれ、錦織が勝ち切り、掴み取ったウィンブルドンのベスト8です。
故障明けでもあり、シード順も24位。よくぞ、ここまで這い上がってきました。
そして、日本人プレイヤーとして、松岡修造氏に、23年の時を経て肩を並べたわけです。
※松岡氏は、グランドスラムのベスト8は、ウィンブルドンのみです。
ところで、タイトルにも表記しましたが、ウィンブルドンのベスト8入りというのは、
同大会の「ラスト8クラブ」会員という資格を得られることでもあります。
「ラスト8クラブ」には、その名誉のみならず、同大会の様々な特典があります。
既に資格者の杉山愛さんによると、引退後も毎年同大会のチケットが贈呈されるほか、会場内の専用ラウンジが利用できるそうです。
現在の会員数は648名、うち日本人は僅か6名(男子1名、女子5名)。
既に他のグランドスラム3大会でベスト8入りの実績のある錦織圭ですが、また一つ、輝かしい栄誉を手にしたことになります。
ツイートでも述べましたが、好奇心から、1995年当時のベスト8メンツを調べました。
エルティン、アガシ、ベッカー、ピオリーン、サンプラス、カフェルニコフ、イワニセビッチ、そして松岡修造。
この時もなかなか豪華な顔ぶれだったのですね。
ちなみに、この大会、現在の錦織の師匠のM.チャンは、第5シードながら2回戦負けでした。
とりあえず、おめでとう。
準々決勝の相手は天敵、N.ジョコビッチ。
今大会は第12シードとは言え、恐らく元王者は復調気配です。
そもそも、BIG4の面々は、グランドスラムにおける執念が尋常ではありません。
そして、錦織相手だと絶対に気を抜かない男。
まあ、今回は、勝てば儲けモノくらいの、ボーナスステージのつもりで行きましょう。
参考:錦織圭の過去ウィンブルドン選手権の成績 通算17勝9敗
- 2008年 1回戦 初出場
- 2009年 不参加
- 2010年 1回戦
- 2011年 1回戦
- 2012年 3回戦
- 2013年 3回戦
- 2014年 4回戦
- 2015年 2回戦
- 2016年 4回戦
- 2017年 3回戦