2019 マイアミオープン 決勝 フェデラー×イスナー【2019マイアミ】

2019miami テニスのBonJin
引用:YouTube – TennisTV

テニス 2019
マイアミオープン
決勝 フェデラーvsイスナー

2019.03.20 – 2019.03.31

ATPマスターズ1000
マイアミオープン
マイアミ/アメリカ

ATP Masters1000
Miami Open
Miami, United States

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2019 マイアミオープン決勝戦についての記事です。
プレビューと結果(追記)で構成しています。

[追記:2019/04/01]
試合結果について追記。

2019 決勝プレビュー

マスターズ春の祭典、2019マイアミオープンも最終日。
決勝はR.フェデラーとJ.イスナーの30代対戦です。
試合は日本時間の4月1日(月)に行われます。

準決勝では両者ともカナダのティーンエイジャー(フェデラーはD.シャポバロフ、イスナーはF.オジェエイリアシメ)が相手でしたが、興味深い年の差対決を勝ちきりました。
10代の若さでマスターズのベスト4まで上って来た2名の挑戦者も立派でしたが、おじさんたちは決勝の舞台だけはまだ譲りません。
まったくもって昨今の30代プレイヤーには脱帽です。
2019 マイアミオープン 準決勝は年の差対決【2019マイアミ】

さて、ファイナリストの過去のツアー対戦を見てみます。
対戦は過去7度あり、戦績はフェデラーから5勝2敗となっています。
ただ、今大会のディフェンディングチャンピオンであるイスナーも、2年連続の地元大会決勝進出と波に乗っています。
また、意外なことに直近の対戦でも4年近く前なので過去対戦はあまり参考にならないかもしれません。

  • 2015 パリ 3回戦 イスナー 76 36 76
  • 2015 全米オープン 4回戦 フェデラー 76 76 75
  • 2012 ロンドン五輪 準々決勝 フェデラー 64 76
  • 2012 インディアンウェルズ 決勝 フェデラー 76 63
  • 2012 デビスカップ予選 イスナー 46 63 76 62
  • 2010 上海 フェデラー 4回戦 63 64
  • 2007 全米オープン 3回戦 フェデラー 67 62 64 62

言うまでもなくイスナーの最大の武器は文字通りビッグサーブです。破壊力という意味では現在のツアーで3指に入るビッグサーバーと言えるでしょう。
準決勝のF.オジェエイリシアメ戦でも、公称208cmの上背から21本のサービスエースを叩き込んでいます。

ただ、史上最高のオールラウンダー・フェデラーのビッグサーバー攻略も秀逸です。
読みも抜群で、イスナーもサービスゲームのファーストポイントを落とすと緊張感が増幅されます。
フェデラーは強烈なサーブでも一瞬で無効化してしまう深いブロックリターンの技術も高く、ビッグサーバーにとっては、スピードだけでなくコントロールへの集中も切らすわけにはいきません。
更に今シーズンのフェデラーはスライス系のボールの質が特に良く、天才的なタッチ感覚(いわゆる当て勘)で緩急自在の防御が可能です。
そしていったん高速サーブを止めてしまえば今度は高速ラリーで相手を振り回し展開力で圧倒。まさに「エクスプレス(特急)」。

ツアー通算101回目のタイトルを狙うフェデラー、マイアミマスターズ2連覇を目指すイスナー。面白い対戦になりました。

2019 決勝 結果

決勝

R.フェデラー(2) vs J.イスナー(7)
61 64

フェデラーの101勝が成りました。
イスナーの左足の故障勃発もありましたが、それがなくてもフェデラーが獲っていたと思います。

フェデラーは、第1セット第1ゲームからいきなりイスナーのサービスをブレイク、一気に主導権を奪うと、1stサーブの入りが悪いイスナーを完全に翻弄します。
第1セット61と、わずか25分で奪取。

第2セット、イスナーは左足を気にしつつもサービスの精度を上げ、フェデラーに付いていきますが、4オールからは既に満足に動けなくなり、もうこの時点で決着はついていました。

イスナーは、辛いながらも決勝という舞台を壊すわけにはいかない気持ちもあり試合を最後まで全うしました。

どうも、練習時から違和感はあったそうで、フェデラーの序盤からの前後左右の振り回しに耐えられる状況でもなかったようです。
イスナーの故障の詳細は不明ですが、最悪、疲労骨折の可能性があるかもしれません。

いずれにせよ、フェデラー。このおじさん、もはや人外の37歳です。
サーブのキレと精度も抜群、組み立てと弾道予測の的確さを背景とした動きと判断の速さ、咄嗟のショット選択、前後左右緩急自在のラケットワーク…と、非の打ち所のないプレイの連続です。
しかも、それらのプレイを美しく、本当にスムーズに、観ているものには「テニスとはこんなに簡単なんだ」と思わせるほどに華麗にやってのけます。

R.ナダルもちょっと故障がち、N.ジョコビッチはビッグタイトルこそしっかりものにしていましたが調子を落としているところ、ヤング勢の超躍進が重なり2019年はBIG時代終焉が現実味を帯びましたが、どっこい、BIG最年長が涼しい顔で、自身を彩る記録を塗り替え続けています。

個人的に、2019年、フェデラーのバックハンドがまた進化しているように感じます。
元々、スライスも優れていましたが、そのコントロール精度が上がった上に、回転角度のバリエーションも増えたように思います。
また、バックハンドのライジングも進化、タイミングなのか身体の使い方なのかどうか、面の処理によって、深いボールを打ったはずの相手にとんでもなく速いタイミングで角度をつけたボールが返っています。

フェデラーにとって、今回は通算50回目のマスターズ決勝の舞台だったそうですが、マイアミでの初優勝は、14年も前のことでした(マスターズ初出場もマイアミだったそうです)。
今大会のベスト4に入ったD.シャポバロフやオジェエイリアシメの物心がつくかつかないかの頃ではありませんか。

まじめな話、恐らくフェデラーにはモチベーションとして、グランドスラム優勝記録の上乗せと、ツアー通算優勝回数記録(J.コナーズの109回)を目標にしているのでしょう。

そして、マスターズ春の祭典が終われば今度はクレーコートシーズンを迎えます。
2年間クレーでプレイしていないフェデラーですが、そのチャレンジにまた注目が集まります。

放送・配信予定など

国内向けでは、以下の放映・配信が予定されています。

GAORA

NHK・BS1

WOWOWメンバーズオンデマンド

Paravi

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