三重県伊賀市
ゆめが丘(上野南公園)テニスコート
ゆめが丘テニスコートは、三重県伊賀市(みえけんいがし)の公営テニスコートエリアです。
元々は上野南公園テニスコートという名称で、現在も上野南公園という施設の一部として運営されていますが、自治体としてもこの辺の一帯の地名の「ゆめが丘」をテニスコートと多目的広場に冠して呼ぶようになっているようです。
公園は、小波田川という小さな河川・池?に沿うように北西から南東に約2kmほど細長く位置する配置で、周囲には住宅地、工業団地、県立施設の「ゆめドーム」、大規模ソーラー発電地帯などがあります。近代的構造物の広がる中に緑を置く都市型公園ですね。
細長い配置ゆえ、入口も中央口、西口A、西口B、南口など4か所に分かれています。
施設概要
上野南公園には、テニスコートエリア以外にも以下のような施設があります。
- ゆめが丘多目的広場
芝生・白土が広がる大スペースです。 - 休憩施設
コンクリートのちょっとした屋内施設です。
子どもの集まる場所でもあるようです。 - 親水広場
- さくらの広場
- 芝生広場
- ウォーキングコース
付近の学生のジョギングコースとしても利用されています。
アクセス
〒518-0131 三重県伊賀市ゆめが丘2丁目7-5
クルマ |
駐車場 無料 公園全体で150台程度 テニスコートへは中央口から入る60台ほどの駐車場が近いです。 |
三重交通バス |
「上野南公園前」停 |
テニスコート
緑の中にあるきれいなテニスコートエリアです。
コートは全4面で1区画、北西から南東に4面が並びます。
サーフェスは砂入り人工芝でが砂は多めだと思います。
大型のナイター施設が全4面にあり22時までプレイできます。
各コート審判台がありますが、コートサイドベンチは端の2面のみで、中央の2面にはありません。ただ、コートエリアの外側南西面、北東面に屋根付きの休憩スペース・給水栓があります。
また、無人のコート施設なので専用クラブハウスは無く、更衣室も見当たりません。
上述した休憩施設が駐車場を挟んで(コートからは3分ほど歩きます)ありますが、コートから一番近いトイレもそこになるようです。
飲料自動販売機が上記の休憩施設に設置されていますが、テニスコートエリアからは公園外の飲食店などもかなり距離があるようなので準備が必要だと思います。
公営コートとしては料金設定がやや高めです(770円/1時間 〈2020年4月現在〉)。
問合せ・予約:
ゆめが丘多目的広場 0595-23-8331
各施設には、個別の利用条件などがありますので、都度運営元機関にご確認ください。
●テニスコート全景
駐車場側から撮影。
●テニスコート全景
●テニスコート全景
●テニスコート外観全景
南東側から撮影。
●テニスコート入口
北西側入口。
●休憩施設・トイレ
●公園中央口駐車場
テニスコート側から撮影。
この写真の奥に休憩施設・トイレがあります。
●案内看板

テニスコートの運営種別について
公営テニスコート
国営・県営・市営・町営など、公有地をテニスコート施設として運営している形態のものです。
公共サービスの一環として運営され、もっとも一般的で、一般の方でもなじみのあるテニスコートだと思います。
金額も格安で、単位時間は様々ですが、だいたいが1面1時間あたり300円~1,000円の範囲だと思います。
ほとんどの場合、抽選形式でコート予約をすることになりますが、各自治体、各コートによって申込み、利用、支払いなどのルールは異なります。
誰であれ登録すれば利用できる施設もあれば、その自治体に住所か勤務地がないと利用できないケースや、利用はできても利用料金が異なるケースもよく見られます。
現在はネット予約・抽選の方法が幅広く利用されるようになっていますが、その前提条件としてのルールを事前によく確認して利用するようにしましょう。
民営テニスコート
単に一般の方や企業が私有地テニスコートを商用として貸し出ししているケースはほとんどないと思います。
団体と継続的な契約でも結べない限り、スペースと運営費を考えても面貸しだけの事業化は困難と言えます。
民営の場合は、テニススクールの一定時間の面貸しや、ホテル、ペンション、旅館など宿泊施設の施設としての面貸し、或いは企業の福利厚生として従業員のために貸し出しているケースなどがほとんどだと思います。
企業の福利厚生利用施設以外は、利用者の制限はあまりないものの(スクール生のみの貸し出しというスクールもありますが)、費用は割高になることが多く、1面1時間あたり1,500円~3,000円ほどにはなると思います。
テニスは、天候にも左右され、また、一人ではできない(壁打ち、サーブ練習を除く)ものなので、コート予約や、人集めなどサークルや複数の人との協力が必要なスポーツです。
逆にだからこそ、雑多なことも含め、年齢や性別、それぞれの立場を超えた社会性も養えるスポーツであると、前向きにとらえて楽しむことも重要ではないでしょうか。